FRが今季を総括評価

   2015/06/01

フランクフルト地元紙「Frankfurter Rundschau」が出した、今季の選手総括評価の表現が面白くて、日本語記事になったのでご紹介します。

ランク付けの表現はまるで通信簿で、長谷部んさんは上から三番目のグループ、4位タイの位置でした。乾さんはその下のグループで10位タイです。

この「Frankfurter Rundschau」はドイツでは珍しく献身性を評価に含めるので、今季の長谷部さんの採点は常に他の採点よりも高めでした。ただ、最終ラインを守るDFには厳しいイメージがありますw

フランクフルトの今季“通信簿”…長谷部は“模範生”まであと一歩
引用元:SOCCER KING 5月31日(日)17時29分配信
http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150531/317755.html 今月23日にシーズン閉幕を迎えたブンデスリーガ。日本代表MFの長谷部誠と乾貴士が所属するフランクフルトは、11勝10分13敗の9位で今シーズンを終えた。

 長谷部は、リーグ戦全34試合中33試合に先発出場し、ゴールは奪えたなかったものの、2アシストを記録。乾は、27試合に出場し1ゴール5アシストをマークした。

 シーズン終了を受けて、フランクフルトの地元紙『Frankfurter Rundschau』は29日、今シーズンの同クラブ所属選手の評価を通信簿形式で掲載。28選手を以下の8ランクで評価している。

「首席」
「模範生」
「2番手グループ」
「最後尾グループ」
「落第生」
「出席日数不足」
「無断欠席」
「転校」

 加入1年目ながら、累積警告による出場停止となった1試合を除く全試合に出場した長谷部は、「2番手グループ」筆頭の席次に入った。一方、前半戦はスタメン定着も、後半戦は出場機会が減った乾は、存在感の薄い選手が集まる「最後尾グループ」となった。

 長谷部に対し、シーズンを通じて高評価を与え続けてきたのが、この『Frankfurter Rundschau』紙。出場停止明けから復帰した第23節(2月28日)ハンブルガーSV戦後の採点では、「長谷部の穴を埋めるのは到底無理。長谷部こそ、スペースを埋め、試合を動かし統率するプレーヤーで、彼なしでは試合の組み立ても秩序もままならない。飛び抜けている」と2-1の勝利に貢献した長谷部を絶賛。この一戦以降、長谷部の高い評価は揺るがぬものとなった。長谷部を「チームを整えるピッチ上のボス」と名づけ、負けても「長谷部1人ではどうにもならない」、「長谷部は(チームの不出来に)巻き込まれた」など、一貫して“長谷部は悪くない”のスタンスを貫いてきた同紙による、今シーズンの通信簿は次の通り。

「戦術理解力が最も高い選手。試合の舵を取り、時にはゲームを落ち着けることもあった。彼は、何をすべきか心得ており、クレバーなサッカープレーヤーだ。しかしながら、まだチームを立て直すまでのリーダーではない。そして全く得点力がない。ここは変えていくべき」

 チームナンバーワンのゲーム理解力を持つ長谷部が、試合を動かす心臓部として、プレーと頭脳の両方で高い貢献を果たしたことを評価。その一方で、「優等生」に足りない部分として、チームを不振から立て直すだけのリーダシップと、今季無得点に終わった得点力を挙げていることが分かる。

 乾は、単に出席していただけともとれる評価のグループに入った。「最後尾グループ」は、序列こそ長谷部らの「2番手グループ」の次につけるが、振り向けばすぐ後ろは「落第生」。契約を延長して臨む来シーズンは、危機感を持って挑むことが求められていることが分かる。乾の通信簿コメントは以下の通り。

「背番号10(ゲームメーカー)として躍動することを期待されたが、言うまでもなくそれは成功しなかった。しかしながら左サイドでいい仕事をし、チームが好調だった時期は、つねにピッチに立っていた。5アシストはまずまず。あまりにも的外れなシュートさえなければ(よかった)。シーズン終盤は殆ど起用されなかった。そうした中でも、契約の1年延長オプションを行使することになったが、リスクにはならない」

 トーマス・シャーフ新監督が描いた、ゲームメーカー乾という構想の期待には応えられなかったものの、チーム好調時はレギュラーとして力を出したことを評価。しかし、徐々に出番が減ったこと、そして今シーズンは1ゴールに終わった決定力に対しては厳しい目を向けている。

「首席」には、得点王に輝いたFWアレクサンダー・マイヤーが文句なしで選出。「模範生」には、MFシュテファン・アイクナーとFWハリス・セフェロヴィッチが選ばれた。ブレーメン時代の恩師でもあるシャーフ監督の就任とともにフランクフルトに加入も、今シーズンの第2節で十字じん帯を断裂し、長期離脱を強いられたFWネルソン・バルデスは「無断欠席」となった。

 各選手の成績は以下の通り。

▼首席(1名)
MFアレクサンダー・マイアー(ブンデス得点王)

▼模範生(2名)
MFシュテファン・アイグナー/FWハリス・セフェロヴィッチ

▼2番手グループ(6名)
MF長谷部誠/GKケヴィン・トラップ/MFマルク・シュテンデラ/DFバシュティアン・オツィプカ/DFアレクサンダー・マドルンク/GKフェリックス・ヴィートヴァルト

▼最後尾グループ(5名)
MFマルコ・ルス/DFカルロス・サンブラーノ/DFアンデルソン/MF乾貴士/MFソニー・キッテル

▼落第生(4名)
MFアレクサンダル・イグニョフスキ/DFティモシー・チャンドラー/MFスロボダン・メドイェヴィッチ/MFルーカス・ピアソン

▼出席日数不足(2名)
DFダヴィド・キンソンビ/MFヨハネス・フルム

▼無断欠席(5名)
FWネルソン・バルデス/FWルカ・ヴァルトシュミット/DFコンスタン・ジャクパ/MFジョエル・ゲレツガイアー/GKエミル・バライェフ

▼転校(3名)
MFヤン・ローゼンタール/MFマルティン・ラニヒ/FWヴァーツラフ・カドレツ

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