新たなる境地へ

   2015/06/08

【日本代表】長谷部誠がキャプテンを任せられる理由
引用元:SOCCER DIGEST Web 3月28日(土)11時0分配信
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=8285

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なにより秀逸なのは、そのバランス感覚。

ヴァイッド・ハリルホジッチ新体制の船出となる初戦でキャプテンマークを託されたのは、やはり長谷部誠だった。
「監督からは今日のミーティングで(キャプテンだと)伝えられました。ただ、チームには5、6人のリーダーがいるべきで、今日は僕だったということ」と本人は語ったが、ピッチ上では攻守に気の利いたプレーを連発。本田圭佑、香川真司、岡崎慎司ら“従来の主軸”がベンチスタートだったこともあり、特に前半の存在感は特筆すべきものがあった。
積極的に前へ出て行く守備で相手の攻撃を未然に断ち切り、つなぎのパスとサイドチェンジ、縦へのくさびを効果的に打ち込む。ボランチとして、求められた役割はほぼ完璧にこなしていた。
なにより秀逸なのは、そのバランス感覚だ。周囲に目を配りながら「新しい選手をできるだけ乗せるように、指示を出しながらプレー」(長谷部)するのは、決して簡単な仕事ではない。そのなかで、指揮官から出された「縦に速く攻める」、「球際で激しく当たる」というお題をクリアしてみせたのだ。
ボランチでコンビを組んだ山口蛍は、的確なパスと守備時のポジショニングで高パフォーマンスを披露したが、長谷部の黒子的献身が彼の攻守における素早い状況判断を助長したのは間違いない。
また、90分間を通したゲームマネジメントも長谷部の魅力だろう。チームの新たな傾向として“相手の裏を執拗に狙う攻撃”が強調されるが、それは単純に素早く攻めるという目的に止まらない。長谷部は次のように説明する。
「相手DFが背後を警戒すれば、中盤のスペースが空いてくる。それを効果的に使えたのが残り20分、15分くらい。相手のディフェンスラインが下がって中盤が間延びしていたので。だから終盤はそこ(相手DFと中盤のギャップ)にボールを入れようと意識していた」
本田や香川らの細かい崩しが活きたのも、そんな伏線があってこそ。試合の展開を冷静に見極めた長谷部もまた、攻撃のリズムを変える役割を担ったひとりだった。
自らの立場を理解し、監督の意図するサッカーをピッチ上で表現する。長谷部は“長谷部たる所以”を、またも見事に示したと言えよう。

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遠藤とは違ったタイプの司令塔としても…。

一方で、個人的なプレーの変化も随所に感じさせた。31分にはスローインの流れから永井のパスを右サイドの深い位置で受け、正確なマイナスのクロスを清武に配球。惜しくもゴールにはつながらなかったものの、2列目を追い越す動きで攻撃に厚みをもたらしていた。
ハリルホジッチ監督のやり方を踏まえ、長谷部は自身の役回りをこう話している。
「アギーレさんの時はアンカーだったし、ザッケローニさんの時のボランチはあまり前へ行くようなスタイルではなかった。でも、今はボランチもどんどん前に絡んでいって良いと言われているので」
浦和に加入した当初など、かつてトップ下を主戦場としていた長谷部にとっては当然、攻撃参加は武器のひとつである。ただし日本代表では11年のアジアカップ・シリア戦以降ゴールが無いように、近年はその特長が存分に発揮されているとは言い難い。
この試合では見られなかったが、持ち前のミドルシュートを含め、より攻撃意識を高められれば、遠藤保仁とは違ったタイプの司令塔としても十分に計算が立つだろう。
もちろん、今はまだチームを構築している段階であり、選手起用も含めて手探りな部分が大きい。ハリルホジッチ監督は相手によって戦い方を変えることで知られ、当然「出る選手によってやり方も変わってくる」(長谷部)。そのなかでも、ボランチの位置から攻撃に出て行く長谷部は、迫力と可能性を感じさせた。
「まだ1試合なんでなんとも言えないけど、もっともっと良くなると思います」
チームの縦への意識を司りながら、バランスを考えて周りの良さを引き出す。時に自ら最前線へと顔を出し、フィニッシュに絡む――。“深化”するキャプテンが、日本代表をどう進化させるのか。ロシア・ワールドカップに向けた初陣を終え、今は不安よりも期待が大きく上回っている。

MF長谷部、チュニジア戦は守備に手応え「ほとんど相手にチャンスを作らせなかった」
引用元:フットボールチャンネル 3月28日(土)17時7分配信
http://www.footballchannel.jp/2015/03/28/post79606/

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日本代表は28日、大分市内でトレーニングを行った。
練習前にはヴァイッド・ハリルホジッチ監督から話があったという。キャプテンを務めた長谷部誠は「とにかくよくやってくれたし、満足してると。ただ、まだまだ改善しなきゃいけない部分もあるし、そういうところをこれからもっともっとやっていく」と言われたという。
さらにチュニジア戦後の記者会見で指揮官自身も話していたが、やはりウズベキスタン戦は「ほとんどのメンバーを変える」ようだ。
今回の合宿では裏への速い動き出しなどに取り組んでおり、ハリルホジッチ監督も選手たちにそれを植え付けようとしている。長谷部も「今はどんどん裏への動きとか、ワンタッチ2タッチで速いプレーっていうものを心掛けて、それにトライして行く時期だと思う」と話した。
チュニジア戦でも縦への意識は確実に見られた。長谷部は言う。
「選手全員が球際で戦う部分だったり、アグレッシブさであったりとか、試合の中での強度っていう部分では間違いなく上がった」
さらに「守備の部分でもほとんど相手にチャンスを作らせなかった」ことを評価。「そういう意味では攻撃の部分よりは守備の部分での全員の意識の高さって言うのが一番手応えがありました」
岡崎慎司、本田圭佑がゴールを決めるなど攻撃が目立ったが、キャプテンは冷静に試合を振り返っていた。

“キャプテン”の新たな挑戦…新監督のタテに速いサッカーを強く意識づける長谷部
引用元:SOCCER KING 3月28日(土)21時0分配信
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150328/296273.html

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ヴァイッド・ハリルホジッチ新監督の初陣となった27日のチュニジア戦(大分)は岡崎慎司(マインツ)と本田圭佑(ミラン)の揃い踏みで2-0で勝利した新生・日本代表。藤春廣輝(ガンバ大阪)や川又堅碁(名古屋グランパス)ら新戦力が台頭し、決めるべき人が得点を奪うなど、3年後のロシア・ワールドカップに向け、幸先のいい一歩を踏み出した。
その一戦から一夜明けた28日午前、日本代表は大分合宿最期のトレーニングを行った。桜も開花し、初夏のような気候となったこの日は、負傷の酒井宏樹(ハノーファー)を除く選手たちが青空ミーティングから練習をスタートさせた。新指揮官は個別メニューを渡してクラブで取り組ませる意向を語るとともに、31日のウズベキスタン戦(東京スタジアム)でも大幅にメンバーを変えることを明言。チュニジア戦に出なかった選手の多くが次戦に出場することが確実になった。
その後、練習は①チュニジア戦先発組フィールドプレーヤーの酒井宏樹を除く8人、②それ以外のフィールドプレーヤー15人、③GK4人の3グループに分けられた。①のグループは軽いランニングだけで終了。練習場に集まった地元小学生へのファンサービスを入念に行った。②のグループはランニング、アップの後、5人1組のパス回し、4対1、10対5、8対8+GKを1時間半ほど消化。途中出場でゴールという結果を出した岡崎や本田も意欲的に汗を流した。GKはリカルドGKコーチとともにキャッチング練習などを実施。試合翌日とは思えないほどの負荷の高い内容だった。
新体制初陣でもキャプテンマークを託され、90分フル出場した長谷部誠(フランクフルト)は、早々とトレーニングを切り上げ、ファンサービスの前にメディア対応に臨んだ。「今、自分たちが取り組んでいるのは、裏への速い攻撃。遅攻は今までやってきたものがあるし、ボールポゼッションに関しては自信もあるんで、今は1タッチ2タッチでの速いプレーを仕掛けて、トライして行く時期。監督の言うことをやり過ぎるくらいでいいと思う」とあえてスピーディーな戦い方を実践していく必要性を改めて強調していた。
カウンタースタイルを突き詰めていくためには、高い位置でボールを奪って素早い切り替えから攻めに転じることが肝要。それだけアグレッシブな守備が求められてくる。チュニジア戦に出たメンバーは、長谷部と山口蛍(セレッソ大阪)の両ボランチを筆頭に、相手を激しくつぶしにいくシーンが目立った。そこが一番の収穫だったと長谷部は口にした。
「選手全員が球際で戦う部分だったり、アグレッシブさであったり、試合の中での強度は間違いなく上がっていた。どうしてもああいう試合は攻撃に目が行きがちだけど、守備の部分でも相手にチャンスを作らせなかったですし、全体としてすごくいい守備ができていた。そこに一番手ごたえがありました」と長谷部はハリルホジッチ新監督が真っ先に指摘した課題にチーム全体が意欲的に取り組んだことをポジティブに捉えていた。
遠藤保仁(G大阪)が外れた今、長谷部は今野泰幸(G大阪)、川島永嗣(スタンダール・リエージュ)に続くチーム3番目の年長者。チュニジア戦スタメン11人の中では最年長だった。新指揮官も「長谷部はロジックだ。これまでも多くの代表の試合をこなしてきて経験もある」と長谷部のことをリスペクトする発言をしていたが、その一方で「だが決まったキャプテンではない。私はキャプテンになれる資格のある者をキャプテンにしたい」と異なる人材を模索していく意向も口にした。そうなると同選手自身の立場も安泰ではなくなる。ロンドン五輪世代の山口、リオデジャネイロ五輪世代の遠藤航(湘南ベルマーレ)といった新世代のボランチも台頭しつつあるだけに、タテに速いサッカーに率先して順応しなければならない。長谷部の新たな挑戦が今、再び始まったと言える。

MF長谷部誠、新生代表で「新しい競争」
引用元:デイリースポーツ 3月28日(土)18時24分配信
http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2015/03/28/0007863173.shtml

サッカー日本代表の主将・MF長谷部誠が28日、ブログを更新し、ハリルホジッチ監督就任後初試合となったチュニジア戦を応援してくれた人に感謝した。
27日の試合はFW川又、DF藤春といった新顔を先発で起用しつつ、終盤でFW本田、岡崎、MF香川ら代表常連組が出場。岡崎と本田のゴールで勝利するという結果だった。
チュニジアがあまり激しいチェックをしかけてこず、中盤にスペースがあったという状況ではあったが、長谷部もボランチとして攻守で持ち味を発揮。特に早い縦パスを意識している様子だった。
新生日本代表を、「新しい監督を迎え、選手もかなりフレッシュな顔触れになりました。今は新しい事に取り組みはじめ、新しい競争が生まれています」と表現。「そんな中でも、様々な事にチャレンジし勝ちながら成長していきたいと思っています」と挑戦者として代表で生き残ることを誓った。
ちなみに、この日のブログのタイトルは「春の訪れ??」。結婚報道を否定した時のタイトルが「春の訪れ」で、代表のチームメートGK川島が「春の訪れ?」というタイトルでブログを更新していた。長谷部は「日本に戻ってきた途端に目や鼻が痒くて仕方ありません」という症状に、「春を感じています」と報告した。

ハリル初陣、パス受け1位は長谷部!香川も驚異の数字
引用元:スポーツ報知 2015年3月28日 22時15分 配信
http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20150328-OHT1T50194.html

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◆キリンチャレンジカップ2015 日本2―0チュニジア(27日・大分銀行ドーム)
スポーツ報知は28日、日本代表のチュニジア戦(27日・大分ス)を独自に徹底分析。日本代表は90分間で430本のパスを成功させたが、最もパスを受けたのはMF長谷部で66回だった。続いて槙野の41回、吉田の39回、酒井宏の34回とDF陣がズラリ。
後半15分から途中出場したMF香川は30分間で29回。1分間に約1回ボールを受ける驚異の数字をマーク。ジョーカー起用となった香川にボールが集まったことで、終盤の2得点が生まれたと言っても過言ではなさそうだ。
選手間のパス交換数ではMF長谷部とDF槙野の26回が最多で、次に長谷部とDF吉田の22回、槙野とDF藤春の18回となった。後半15分からダブルで途中投入されたFW本田とMF香川は30分間のプレーで13回。やはりこれまで中心だった背番号4と10がボールに多く触ることで、攻撃のリズムが出来た。
一方向でのパス本数はMF長谷部からDF槙野への15本が最多。データ上では主将の長谷部が目立つ結果が出た。まだまだ長谷部の運動量は日本代表に必要だ。

ハリル監督 長谷部を主将に限定指名、今後は流動的「時間が必要」
引用元:スポニチアネックス 2015年3月28日 08:25 配信
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/03/28/kiji/K20150328010066170.html

ハリルホジッチ監督は今後の主将は流動的にする方針を示した。
チュニジア戦では長谷部を指名したが「決定的に主将を決めたわけではない。主将は試合の中で私の右腕になってくれる選手。誰にするかは時間が必要だ。おそらく何人かの選手が主将になってくれると思う」と説明した。規律を重んじる指揮官は主将の存在を重要視しており、時間をかけて選考していく方針だ。

長谷部 新体制でも主将、若手引っ張り勝利貢献
引用元:スポニチアネックス 2015年3月28日 05:30 配信
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/03/28/kiji/K20150328010066880.html

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MF長谷部は岡田ジャパン、ザックジャパン、アギーレジャパンに続き新体制でも主将として先発。指揮官には「経験のある選手なので若手を引っ張ってほしい」と言われたといい、ボランチで攻守に奮闘した。
前半こそ無得点だったが、後半は2得点。初陣を勝利で飾り「前半に相手を疲れさせ、後半に間延びしたところで得点できた。90分通しての結果だと思う」とチーム全体を見渡して語った。

【日本代表コラム】多様性とコーディネート力 初陣に見えたハリルホジッチの「適性」(動画有)
引用元:GOAL 3月28日(土)10時0分配信
http://www.goal.com/jp/news/2320/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8/2015/03/28/10246682/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0%E5%A4%9A%E6%A7%98%E6%80%A7%E3%81%A8%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%88%E5%8A%9B-%E5%88%9D%E9%99%A3%E3%81%AB%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%9F%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%83%AB%E3%83%9B%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%81%E3%81%AE%E9%81%A9%E6%80%A7

岡崎慎司と本田圭佑のゴールはヴァイッド・ハリルホジッチ監督の演出がピタリと決まった「劇的」得点だった。
ハリルホジッチ監督の日本代表初陣で、チュニジアは立ち上がりこそ攻勢に出てきたが、その後は疲れの色が出て、守備一辺倒になってしまった。そこに日本代表歴の長い選手たちの投入である。 日本はプレースタイルを変え、チュニジアの混乱を誘った。
代表経験の浅い選手たちがプレーしているときは、大胆に前方へとパスを送り、縦に速いサッカーでチュニジアを疲弊させた。ところが本田と香川真司を同時投入した時点からは、選手たちが自分で判断してタメをつくり、細かく丁寧にボールを動かす去年までの日本代表の姿に戻り、崩していったのだ。
78分の得点では酒井宏樹、長谷部誠、岡崎、香川、本田、岡崎と揺さぶりながら最後は岡崎をフリーにして決めた。83分は本田、宇佐美貴史、岡崎、香川、こぼれ球を本田と、これまた多くの人数をかけてゴールしている。 ハリルホジッチ監督が球際の厳しさと攻守の切り替えの早さを要求しつつも、選手の自由度を残したことが2人のゴールを演出した。しかも監督に正式就任してわずかに2週間、練習にして4日間を経ただけで、成果を上げた。
「基本的な守備の方法は、短い間ですが練習もしましたし、特別なことはありませんでしたから混乱しませんでした。ただ、細かいところをまだまだ詰めていかなければいけない。今日の試合のフィードバックを得てミーティングもあるでしょうし、選手たちでも話し合わなければいけないと思います」(吉田麻也)
「どんな質問をしても監督は同じ話から答えをスタートする」。試合前日会見では、そうぼやく記者がいた。何を聞いても「私は皆と話をしています」と必ず付け加えられたからだ。チームスタッフによれば、監督はいろいろな人たちと連日深夜までディスカッションを続け、コミュニケーションを深めているという。そこで生まれた理解が監督の采配の一助になったのは間違いないだろう。
一方で、チュニジア戦勝利の要因には相手の調子の悪さがあったことも忘れてはならない。 「相手は思ったよりも相手の攻撃のパターンが少なかった。ダイアゴナルに走るところだけをケアしていました。あとは大きな選手が多かったので無駄なファウルをしなようにとミーティングで言われていて、守備に関してはほとんどうまくできました」と吉田は話した。パターンが少なかったどころか、チュニジアのシュートは前後半1本のみ。日本は脅威にさらされなかった。そのため、大胆に守備ラインを組み替えた今日のメンバーでも混乱は生じなかったと言える。
31日に対戦するウズベキスタンはこの日、韓国とアウェーで対戦して、先制を許しながら引き分けに持ち込んだ。そのウズベキスタンならば、監督の采配から劇的演出という要素を減らして、新生日本代表の実力を明らかにしてくれるかもしれない。
それでもこの日の采配を観る限り、これまで「堅守速攻」だけを主体とするかのように思われていたハリルホジッチ監督が、実はベースをカウンターに置きながらも選手たちの個性を取り入れ、複数のパターンをコーディネートする能力に長けているとも思える。そしてその多様さこそが、引いた相手を崩さなければならないアジア予選と、相手に攻め続けられるワールドカップ本大会の両方に対策を練らなければならない日本において、指導者に求められる思考でもある。
まだ1試合で判断することはできないが、新監督が日本を率いるのに適した資質を持っている可能性は、十分にあると言うことができるだろう。

“役者”が勝負を決めるも、フレッシュな先発メンバーの意識に監督の方向性が
引用元:ISM 3月28日(土)11時36分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150328-00000016-ism-socc

ハリルホジッチ監督が就任して最初の試合となるチュニジア戦は、終盤に岡崎慎司と本田圭佑がゴールを決め、日本が2対0で勝利した。
先発はCBの吉田麻也とこれまでどおりキャプテンマークを巻いたボランチの長谷部誠を除き、非常にフレッシュな顔ぶれ。GKは代表ながら過去の出場が2試合の権田修一、左SBには26歳で代表初選出の藤春廣輝、右ウィングに永井謙佑、CFには川又堅碁が入るなど、アジアカップのメンバーではなかった選手が7人を数え、川島永嗣、本田圭佑、香川真司、岡崎慎司ら従来の主力がベンチスタートとなった。
そうした布陣もさることながら、ハリルホジッチ監督が彼らに求めたプレーもこれまでの代表と明確に異なる部分があった。1つはボールを持ったら素早く縦を意識するパスワーク、もう1つが球際を厳しくボールを奪いにいく姿勢だ。
先発メンバーのうち10人が180cmを超えるチュニジアに対し、DFラインをかなり高く上げながら、ビルドアップに対してプレッシャーをかけ、ボールを持てば速いテンポでボールをつなぎ、永井と武藤嘉紀という俊足の両ウィングを活かしてサイドのスペースを突いていった。
立ち上がりは前線の川又とトップ下の清武弘嗣のところでうまく起点を作れなかったが、武藤が左からうまく右に流れて永井とコンビプレーを繰り出し、それに合わせて右SBの酒井宏樹が高い位置まで攻め上がってクロスに持ち込むなど、速い流れのなかでもチャンスを作り続けた。
時折、パスが相手の守備にカットされたが、そこから素早く切り替えてプレスをかけ、奪い返すシーンが何度も見られた。これもハリルホジッチ監督がかなり強く伝えていた要素で、初戦にしてザッケローニやアギーレの時よりも徹底されているように感じられた。
またプレスがはまらず、相手に高い位置まで攻め込まれたところでも、DFラインとボランチの2人がチュニジアのアタッカーを厳しく挟み込んで止め切るなど、組織を維持しながら球際で厳しくいく姿勢を押し出し、結果的に相手のシュートチャンスを防ぐこととなった。そのなかでハリルホジッチ監督が注意点に挙げていた自陣でのファウルから、FKで高さを使われたのは課題だが、従来の日本代表から明らかな変化が見られたのは収穫だ。
そうした攻守のプレーに関して、指揮官が言うところのオートマティズムやプレーの精度はこれから高めていくべきものだが、引き続き課題となるのはフィニッシュの迫力だろう。ラストパスを受けるところで選手の動きが重なってしまう場面が目立ったが、それ以上に打てるタイミングで打てず、結局ディフェンスのタックルやブロックにかかったのはチームより個人の問題でもある。
ただ、前日練習ではFWを集めたシュート練習で、かつてフランスリーグを代表するストライカーだったハリルホジッチ監督が自らボールを出してエリア内に飛び込む形を指導するなど、重点的に取り組んでいきそうなポイントでもある。
試合としては後半60分過ぎあたりからチュニジアの動きが落ち、その流れで途中出場の香川や本田が自由にボールを回して攻撃リズムを高め、チャンスにエースの岡崎慎司が仕留めるという、ある意味で出来過ぎた展開になった。
後半33分の得点は相手ディフェンスの間延びを突く形で岡崎、香川、本田と速くつなぎ、本田が体勢を崩しながらも上げた浮き球のクロスにファーから岡崎が飛び込んで合わせた。これには再三のチャンスに立ちはだかってきたモナコ所属のDFアブデヌールも対応できなかった。
その5分後には彼ら3人とともに途中出場した宇佐美貴史のヒールパスから、岡崎が左サイドを走る香川に通し、折り返しをGKが弾くと、そのリバウンドを本田が粘り強く左足でゴールに流し込み、2点目を決めた。
チュニジアのレーケンス監督としても、長い移動の影響から後半の途中に運動量が落ちるのは想定内だったようだが、その時間帯に経験豊富でクオリティの高いアタッカーが入ってきたのは大きく堪えたようだ。言い換えれば、この試合を恰好のテストの場としながら、勝利にこだわるハリルホジッチ監督の手腕が早くも発揮されたところでもあるだろう。
終盤にしっかり試合をしめた右SBの内田篤人とアンカーの今野泰幸を含め、スタートのメンバーと従来の主力を中心としたラストのメンバーでは役者が違った様相もある。とはいえ前半からフレッシュな選手たちが見せたプレーにはハリルホジッチ監督がこの4日間で叩き込んだエッセンスが詰まっており、今後の期待をふくらませるものであったことは確かだ。

初陣に満足感を示すハリル監督「道を見せた」
引用元:ゲキサカ 3月28日(土)6時30分配信
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?159695-159695-fl

[3.27 キリンチャレンジ杯 日本2-0チュニジア 大銀ド]
初陣を勝利で終えたバヒド・ハリルホジッチ監督は満足げに振り返った。「我々の選手を褒めたいと思う。スタートから勇気とやる気を見せてくれた。彼らにブラボーと言いたい」。そう言って選手をねぎらった。
日本代表初選出のFW川又堅碁、DF藤春廣輝を先発デビューさせるなど大胆な選手起用を見せた。先発のうちアジア杯メンバーはFW武藤嘉紀、MF長谷部誠、MF清武弘嗣、DF吉田麻也の4人だけ。FW本田圭佑、MF香川真司、FW岡崎慎司らこれまでの中心選手をベンチに置いた。
「まず機会を与えたかった。本田や香川、内田のクオリティーはすでに知っている。他の選手に機会を与えた」。先発メンバーの意図をそう説明した指揮官は31日のウズベキスタン戦(味スタ)に向けても「次の試合はまた新しい選手がプレーする。今日プレーしなかった選手のほとんどがプレーすることになると思う」と、この日出場機会のなかった選手たちにチャンスを与える考えを明言した。
勝利にこだわる指揮官らしい采配だった。0-0で前半を折り返すと、後半立ち上がりも膠着状態が続く試合展開を見て後半15分に動いた。香川と本田を同時投入。リズムに変化を付けると、後半27分にも岡崎とFW宇佐美貴史をピッチに送り込み、勝負に出た。そして後半33分に岡崎、同38分に本田がゴール。香川も2ゴールを演出した。
フレッシュかつモチベーションの高いメンバーでゲームをスタートさせ、勝負どころで経験豊富な選手を投入し、勝利を引き寄せる。ハリルホジッチ監督は本田と香川について「彼らはクオリティーのすべてを見せてくれた。この2人が自分の能力をすべて出せば、ゲームが変わるというのを見せてくれた」と称えたが、その表情は“してやったり”だった。
23日から始まった合宿で本格的なトレーニングができたのはわずか3日間。それでもハリル流ともいうべき新たな“色”は随所に表れていた。攻撃では少ないタッチ数で縦に速く攻める意識を強めた。「スピードを求めたので、速すぎたところもあった」と振り返ったが、それも「選手は我々が要求したことをやろうとしてくれた」と、前向きな兆候と捉える。そのうえで「ボールを奪ったあとのゲーム支配にはまだ満足していない。奪ってからの最初のパスがまだ十分でない。奪ったあとに短いパスを使い過ぎている。もっと長いパスを使いたい」と課題を挙げた。
守備ではアグレッシブさと球際の強さを求めてきた。積極的にプレスをかけ、相手に自由を与えない。1対1、球際で戦うこと。「各ゾーンに役割があり、そこで相手に近づき、相手選手がターンするような状況をつくるなと指示した。毎日毎日、このアドバイスをした。とにかくアプローチしろと」。選手はその指示を忠実にこなした。「彼らをほめたいと思う。ボールを奪うところでは全員が参加していた。ただ、奪ったあとで少し難しいことをしようとしていた」。そう収穫と課題を口にした。
「大きな一歩になった。このチームはもっと伸びると思っている」。ハリルホジッチ監督には日本代表の進むべき方向性がハッキリと見えている。「私は道を見せた。これをみんなが受け入れてほしいと思う。それが日本代表にとって、日本の国民の皆さんにとって、良い道になると思っている」。上々の船出となったハリルジャパン。2018年のロシアW杯に向け、このまま前進を続けていくつもりだ。

新体制初戦で先発の山口蛍、本田と香川の出場で「試合が落ち着いた」
引用元:SOCCER KING 3月28日(土)7時10分配信
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150328/295935.html

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キリンチャレンジカップ 2015が27日に行われ、日本代表とチュニジア代表が対戦。日本は岡崎慎司と本田圭佑のゴールで、2-0の勝利を収めた。
13日に就任したヴァイッド・ハリルホジッチ新監督にとって初采配となった同試合で、先発出場を果たした山口蛍は、「タテに速く行くっていうのはある程度はできてたと思いますけど、前半は速くいくところと落ち着かせるところっていうのがあまり使い分けられてなかったかなと思う」と前半を振り返ると、「後半は圭佑君とか真司君が入ってそこでうまくタメができて、ゲームが落ち着いたってのもある」と、後半の60分から出場した本田と香川真司が試合を変えてくれたと語った。そして「それを前半から状況に応じて使い分けられたらもっとよかったかなと思いますけど」と課題を挙げている。
また、記者から球際は厳しく行く意識だったのかと問われると、「そうですね、それは全員やってたと思うし。でももっとファールせずに奪えるところはあると思うし、もっとうまくやれたかなとは思いますけど」と返答。そして同じセントラルMFを務めた長谷部誠との役割分担については、「それは別に決まってないですね、何も。俺が前に行けばハセさんが残ってくれてるし、逆にハセさんが前に行けば俺が残るし、そこは声かけあいながらやってました」と明かしている。
昨年夏に行われたブラジル・ワールドカップ以来となる代表でのプレーに山口は、「Jで3試合やってるって言っても、国際試合っていうのが久々で、すごくテンポも速かったし、強度もなかなか高かったんで、そういうところは少し若干疲れたなというところはあります」と感想を語ると、「いろんなことをもっとできたと思うし、監督がもっと高い要求をしてると思うんで、もっともっと要求に応えられるようにやっていかないとダメだなと思います」と自身のプレーを振り返り、次への意欲を語った。
日本代表は、31日に東京スタジアムで行われるJALチャレンジカップ2015で、ウズベキスタン代表と対戦する。

独各紙もハリルジャパン先制点の岡崎を報道! 「出場わずか6分で得点」
引用元:フットボールチャンネル 3月28日(土)7時0分配信
http://www.footballchannel.jp/2015/03/28/post79528/

【日本 2-0 チュニジア 親善試合】
日本代表は27日、大分でチュニジア代表と対戦してFW岡崎慎司とMF本田圭佑のゴールで勝利した。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督体制の初陣となったこの試合、ドイツ・ブンデスリーガからは9人の選手が選出。先発にはMF長谷部誠、清武弘嗣、DF酒井宏樹の3人が名を連ねた。途中出場のMF香川真司、FW岡崎慎司、DF内田篤人を含めれば6人がピッチに立っている。
多くの代表選手を輩出しているだけにドイツメディアでも、日本代表の試合は話題となっており、ブンデスリーガで今季10得点を決め、2期連続の二桁得点をマークしている岡崎の先制点については広く報じられている。
ドイツ紙『キッカー』では「ハリルホジッチの初陣は成功に終わった」と、新体制で勝利した日本代表の結果を伝えるとともに、多くのブンデスリーガ所属選手の出場を掲載。岡崎について「出場からわずか6分で、本田のクロスからヘディングで得点を決めた」と、紹介している。
『スポーツ・アインス』では、ヘルタ・ベルリンに所属するMFエニス=ベン・ハティラが先発出場したことも紹介し、同選手を含めたブンデスリーガに所属する7人の選手が出場したことを報告。岡崎が先制点を決めたことについても触れている。
『ユーロスポーツ(ドイツ版)』では「ブンデスリーガ選抜」と題し、試合の詳細を報道している。
また、ドイツサッカー協会(DFB)の公式サイトでもニュースとして岡崎が得点を決め、日本が勝利したことを掲載している。

代表採点『俺ガゼッタ』…新監督初陣のMOMは1ゴール1アシストの本田
引用元:SOCCER KING 3月28日(土)18時18分配信
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150328/296075.html

キリンチャレンジカップ 2015が27日に行われ、日本代表とチュニジア代表が対戦。日本は岡崎慎司と本田圭佑のゴールで、2-0の勝利。ヴァイッド・ハリルホジッチ新監督の初陣を白星で飾った。
試合後、サッカーキングでは『俺ガゼッタ』と題し、出場選手をユーザーに10点満点で採点してもらい、各選手の寸評、総評、日本代表でその日一番活躍した選手を選出してもらった。
採点では、途中出場ながら1ゴールずつ決めた岡崎と本田が、チーム最高の「6.97」(最高点10、最低点1)を獲得。しかし、マン・オブ・ザ・マッチには本田が選ばれた。さらに、香川真司も「6.95」で3位に続き、途中出場で試合の流れを変えた3選手が高く評価されている。
また、「みんなの総評」では、新生日本代表は「新監督の意図がはっきりしていて、若手を沢山使った事が良かった」、「この代表は強くなりそうだ、と久々に感じた」、「評価に値する試合ではないが、初陣を白星て終えたのがこれからの体制への追い風になった」などとの評価を受けている。
各選手の採点とユーザーからの主な寸評は以下のとおり。(※28日の17時25分現在。最高点10、最低点1)

(略)

■長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
採点:6.5(投票数:2595)
主な寸評
▽山口と共に豊富な運動量で貢献。もう少し試合を落ち着けたかった。
▽安定感バツグン。山口との相性も良さげで楽しみ。怪我だけには気をつけてほしい。
▽ボランチとしてしっかりゲームを引き締めていた。

(略)

*他の選手の評価はリンク先よりお読みください

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