適応の必要性説く

   2015/09/16

日本代表が子供たちと交流…今野は練習を回避
引用元:SoccerKing 2015.01.17. 15:04 配信
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150117/272285.html

アジアカップに出場中の日本代表は17日、ブリスベンで練習を実施した。前日に行われたグループ第2戦では、イラク代表を1-0で撃破。2連勝でグループDの首位に立っている。
試合から一夜明け、選手達は約1時間汗を流した。練習前には、ブリスベン日本人会の子供たち約60人と交流する場面もあった。なお、イラク戦で途中出場した今野泰幸は、左太ももの違和感で練習を回避。検査を行う予定となった。
日本代表は、20日のグループ最終戦でヨルダン代表と対戦。17日午後に、試合が行われるメルボルンに移動する。

長谷部、ブリスベンの子どもたちからメッセージ入り日の丸もらう/アジア杯
引用元:サンスポ 2015.1.17 12:24 配信
http://www.sanspo.com/soccer/news/20150117/jpn15011712240019-n1.html

日本代表公式練習(16日、豪州・ブリスベン)練習前に、ブリスベンの日本人会の子どもたち約60人と記念撮影した。アギーレ監督が花束をもらい、長谷部(アイントラハト・フランクフルト)には激励のメッセージなどが書き込まれた日の丸が手渡された。
チームは2連勝での一夜明けとあって、和やかな雰囲気。練習後にはサインにも応じた。

長谷部、不用意な反則警戒「欧州の感覚でやるのは難しい」/アジア杯
引用元:サンスポ 2015.1.17 18:45 配信
http://www.sanspo.com/soccer/news/20150117/jpn15011718450022-n1.html

日本代表公式練習(17日、豪州・ブリスベン)イラク戦の日本は多くのFKを与えた。それほど激しい接触プレーでなくても反則を取られる傾向があり、長谷部(アイントラハト・フランクフルト)は「ずれはある。欧州でやっている感覚で、こちらでやるのは難しい」と不用意な反則をしないよう注意することの大切さを口にした。
最終戦は勝つか引き分ければ1位通過が決まる。長谷部は「移動や日程を考えると1位の方がいい」と、準々決勝と準決勝の間隔が1日長い1位通過にこだわる姿勢を強調した。

<サッカーアジア杯>日本代表、軽めの調整
引用元:毎日新聞 1月17日(土)20時8分配信
http://mainichi.jp/sports/news/20150118k0000m050036000c.html

【メルボルン(オーストラリア)大島祥平】サッカーのアジアカップで2連勝を飾った日本代表は17日、ブリスベンで約1時間練習し、1次リーグD組最終第3戦のヨルダン戦(20日)があるメルボルンに移動した。
16日のイラク戦に出場したメンバーはジョギングなどで軽めの調整。出番のなかった選手らはシュート練習などをこなした。MF今野(ガ大阪)は左太もも裏の違和感のため、宿舎で静養し、相手選手と交錯したFW岡崎(マインツ)も左足にテーピングをして別メニュー調整だった。
日本は勝ち点6で首位に立っており、ヨルダン戦で勝つか引き分ければ同組1位突破が決まる。
◇集中力増す守備陣
好機を作りながら追加点が奪えない。イラク戦は1点のリードを守り切る展開となったが、DF吉田(サウサンプトン)は冷静だった。「試合を重ねれば点が入らない時もある。そういう時は後ろが耐える」。言葉通り守備陣が踏ん張り、2試合連続無失点勝利で1次リーグ突破に大きく前進した。
イラクの狙いは、引いて守ってカウンター。組織力では勝てないとみるや、個の能力で打開を図った。だが、MF本田(ACミラン)は「スペースを与えると怖いなと感じた。引きつけてワンツーで来るシーンも何回かあったが、その点ではディフェンスは集中していた」。当たり負けせず、スピードで上回られる場面もほとんどなかった。守備陣だけでなく、ボールを失ってもすぐに相手にプレッシャーをかけて自由にさせない意識は全員が共有できていた。
ヨルダン戦は引き分けでも1次リーグ突破が決まるが、MF長谷部(アイントラハト・フランクフルト)は「勝ちに行く。いい感覚で次に進みたい」。守りに入るつもりはないものの、イラク戦のように状況に応じて冷静にボールを回して逃げ切れる落ち着きもある。アギーレ体制となった当初はミスからの失点の多さが課題だったが、集中力は増してきている。

今野、岡崎の負傷でチームに暗雲も、グループ1位通過を狙う長谷部
引用元:SoccerKing 2015年1月17日 16時11分 配信
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150117/272295.html

相手を圧倒しながら、本田圭佑(ミラン)の1点にとどまった16日のイラク戦から一夜空けた17日、日本代表はブリスベン郊外のグラウンドでトレーニングを実施。1次リーグ突破のかかる20日のヨルダン戦(メルボルン)にいち早く切り替えた。
ここ数日で一番の暑さに見舞われたこの日、日本代表のハビエル・アギーレ監督は「昨日はいい試合だったんでそれを続けよう。今日は暑いから短時間で集中してやろう」と短く声を掛けて練習をスタートさせた。ピッチ上に今野泰幸(ガンバ大阪)の姿はなく、岡崎慎司(マインツ)もクールダウンのランニングに参加せずに別調整をこなした。
今野はイラク戦後にピッチにうずくまるなど左足の状態が芳しくない様子だったが、日本代表メディアオフィサーの説明によると、左もも裏に違和感を訴えており、メルボルン移動後に病院で診察を受ける予定という。岡崎の方は左すねの打撲で大丈夫そうだが、国際経験豊富な2人が離脱するようなことがあれば、ヨルダン戦に暗雲が漂う。次のゲームで日本が0-1で敗れ、イラクが5点以上の大量点を取り、パレスチナに4点差以上の勝利を収めれば、日本が3位で1次リーグ敗退の憂き目に遭うという最悪のシナリオも考えられるだけに、本田は「そういう危機感は常にある。パレスチナが大差で負けることが考えられるんで、次はイラク戦同様、しっかり立ち上がりから集中して入っていきたい」と気合を入れていた。とにかくチーム全体が早い回復を図ることが先決だ。
2試合連続フル出場中のキャプテン・長谷部誠(フランクフルト)は「攻撃の組み立てという部分ではいい形が何度も見られたし、パレスチナ戦よりもイラク戦の方がいい部分が多かった。しっかり勝ち切るって意味では1-0で勝てたのはよかったと思います」と、チームの進化を実感している様子だった。その反面で、「後半の立ち上がりはあまりよくなかった。選手交代もあって持ち直したところはあったけど、うまくいかない時間帯にいかに自分たちのペースに戻せるかが大事」と課題も口にしていた。
ヨルダンはパレスチナ戦で4点を叩き出したFWハムザを筆頭に、勢いに乗らせたら怖い選手が少なくない。実際、日本は2013年3月にアンマンで行われた2014年ブラジルワールドカップアジア最終予選を1-2で落としている。あの時と状況は全く異なるが、サッカーは何が起きるか分からない。とりわけアジアカップはレフリングが不安定で、日本に不利な笛が吹かれないとも限らない。そのあたりを長谷部も指摘していた。
「レフリングに関しては、ヨーロッパでプレーしているいつもの感覚でやるのは難しいかなと。しっかり頭の切り替えをしないといけない」と彼は言う。イラク戦でも乾貴士(フランクフルト)のサイドで繰り返しファールを取られた。相手のキッカーの精度の問題もあってFKから決定的チャンスが生まれることはなかったが、「レフリーとの兼ね合いもありますけど、1つのミスが命取りになると思う。昨日もファールを同じような形で何度も与えてしまった。そこは自分たちが意識しないといけない」と、川島永嗣(スタンダール・リエージュ)も注意すべき点に挙げた。
日本としては普段の冷静さを失うことなく、1位通過のために全力を注ぐべき。「日程とか移動を考えたら1位抜けの方が全然いい。しっかり勝って次に進みたい」と長谷部も強調する通り、勝利のみを追求していくことが肝要だ。

長谷部、批判集まるレフェリングにも適応の必要性説く「頭を切り替えて」
引用元:フットボールチャンネル 1月17日(土)13時50分配信
http://www.footballchannel.jp/2015/01/17/post66759/

アジア杯グループステージ第2節イラク戦から一夜明けた17日、日本代表はオーストラリアのブリスベンで練習を行った。
アンカーとして2試合連続のフル出場を果たしたMF長谷部誠は、パレスチナとの初戦と比較して「攻撃の組み立てという部分では良い形が何度も見られたと思うし、パレスチナ戦よりも昨日の試合の方がよかったところが多かった」と、チームの完成度が上がってきたことに手応えを示した。
しかし、点差を広げるチャンスがありながら1-0。得点力に課題が残った結果となったことに加えて、長谷部自身からチャンスが生まれる展開が少なかった。
それでも本人は「なかなか相手が来なかったんで、後ろでパスを回していればいいと思っていた。焦って攻める必要もないし、ゲーム展開とか相手によって戦い方を変えるのは1つだと思う」と、“狙い”だったことを強調。
今後に向けては「自分たちが点を取りに行かなければいけない時なんかは、自分がもうすこし前に行ったり、センターバックが押し上げたりとか、もう少し違う組み合わせで戦う」と、柔軟に戦えることをアピールした。
また、今大会で度々問題視されているレフェリングに関しては「欧州とのズレはあるけど、一概に何がいいっていうのは言えない。そこの部分ではしっかり頭を切り替えていかないと」と、大会の基準に適応する必要性を説いた。
20日にはヨルダンとのグループステージ最終戦を控える。この試合では、引き分けでも決勝トーナメント進出が決まるが「勝ちに行く。やはり勝って良い感覚を持って準々決勝に進みたい」と3連勝への意欲を燃やした。

遠藤、香川、長谷部の“イメージの共有”。イラク戦で高い機能性を発揮した中盤のトライアングル
引用元:フットボールチャンネル 1月17日(土)13時40分配信
http://www.footballchannel.jp/2015/01/17/post66756/

3人の連動性がイラクの守備を後手に回す

日本代表は、イラクとのアジア杯グループステージ第2戦を1-0で制した。この試合では、遠藤保仁&香川真司のインサイドハーフとアンカーの長谷部誠が高い連動性を見せた。
その他の写真付き記事『特に高い機能性を発揮したのが長谷部、遠藤、香川の中盤トライアングル』
イラクに1-0で勝利し、グループリーグ首位通過に大きく前進した日本代表。
多くのチャンスを作りながら追加点を奪えなかったこと、ファウルの与え方、セットプレーの対応などに課題を残したものの、アギーレ監督が振り返る様に、基本スタイルをベースに選手が柔軟に判断して試合の主導権を握れたことは優勝を目指す上で大きな収穫だった。
「インテンシティーの高い試合になるだろう」とアギーレ監督が予想したこの試合で、特に高い機能性を発揮したのが長谷部、遠藤、香川の中盤トライアングルだった。
キャプテンの長谷部、イラク戦で記念すべき150キャップとなった遠藤の安定感は言わずもがなだが、この日は香川の連動性も高く、イラクの守備を後手に回す効果をもたらしていた。
「ボランチのところをケアしないといけないので、遠藤と(香川)真司にはそこに(マークを)つかせるように指示をしたが、うまく対応してくれたと思う」とアギーレ監督。
攻撃により持ち味のある遠藤と香川だが、前からプレッシャーをかける守備の中でイラクの強みであるヤセルとアブドゥラミールの2ボランチのパスを限定していた。

安定感をもたらした遠藤の柔軟な状況判断

立ち上がりの2分には相手のスローインに対し、受け手のカラフに長友がマークに付き、さらに香川と遠藤が挟み込む形でバックパスを誘った。
ボールを受けたアブドゥラミールに香川がアプローチ。右横でショートパスを受けたヤセルに遠藤が連動してプレッシャーをかけ、ヤセルに苦し紛れのバックパスを選択させ、ミスになったところを岡崎が拾った。
そこから素早いサポートに入った香川はボールを受け、右に移動したとろから上半身でアブドゥラミールのコンタクトをブロックしながら、中に反転して左に流れると、遠藤はその香川とクロスオーバーで右に流れ、ヤセルを引き付ける。これで左に大きなスペースが生じた。
そこで長友がボールを持ったところから、乾のダイアゴナルの飛び出す形で惜しい場面が生まれたが、中盤の守備と素早い攻撃のコンビネーションがもたらしたチャンスだった。
この場面で目を引いたのはチャンスの起点になった後の遠藤のポジショニングで、香川は長友にパスを出した直後、ゴールのニアに入っていき、遠藤はセンターの状況によってミドルシュートを狙える位置に動いたが、乾が倒される時点ではすでに引いた位置にポジションを取っていたのだ。
こうしたさりげないバランスワークにも遠藤の柔軟な状況判断が見られる。

中盤の補完関係が生んだ本田のPK

前半22分の結果的にPKにつながった場面は、3人の役割がうまく表れていた。中盤のルーズボールを制した本田が、ヘッドで落としたボールを香川が受け、ショートパスを受けた長谷部が岡崎にクサビのパスを入れると、フォローした本田がつなぎ、乾が中に仕掛けて追い越す長友に通そうとしたスルーパスが相手にブロックされた。
しかし、こぼれ球を遠藤がうまく拾い、本田、乾とのトライアングルでゴール左を崩したところから、乾のショートクロスに香川が合わせ、GKが阻止したリバウンドを本田がキープに行ったところで2人のDFに挟まれ、ファウルを受けた形でPKを獲得した。
この場面は中盤の3人に本田や乾など、周囲の選手が絡むことで厚みのある攻撃を生み出したが、中盤の底でさりげなくビルドアップを機能させた長谷部と、セカンドを拾って二次攻撃につなげた遠藤の柔軟性に、香川の機動力が絡むという、中盤の補完関係が引き立つシーンでもあった。
「攻撃のリズムがよくなった。ワンタッチ、ツータッチの効果的なプレーもできていた」とアギーレ監督が振り返る攻撃では、ワイドの選手をうまく使いながら相手のチャージをかわし、香川と遠藤が柔軟にポジションをチェンジしながら複数の選択肢を得ることで、左サイドからのチャンスメークや3トップの飛び出しに結び付けていた。
アンカーの長谷部はイラクの前からの守備が厳しくなかったこともあり、深い位置ではDFラインより前に出てボールをさばき、高い位置では森重と吉田の間に入ってパスコースの確保と攻守のバランスを取るといった柔軟なポジショニングで全体をオーガナイズしながら、流れに応じて遠藤と香川に絡む形はこれまでで最も良く機能していた。

遠藤の“後継者”柴崎にも経験を

またボランチのヤセルが前に出て来た状況では遠藤が引き気味のポジションで長谷部と共に臨時の2ボランチを組むなど、流れの中で状況対応ができており、このあたりは「成熟した選手たちの判断を縛りたくない」というアギーレ監督の思惑が見事に表れている。
中盤のトライアングルと言っても、アギーレ監督の基本スタイルでは3人の中でぐるぐるとパスを回して崩し切るよりも、回りをうまく使いながらワイドに組み立て、起点になるパスとフィニッシュに絡む動き、さらにカウンターやボールロストのリスクをなくす臨機応変のバランスワークが求められる。
全体を機能させるリンクマンとして機能しながら、遠藤と香川は前方、長谷部は後方で攻守に絡む役割を意識しつつ、攻守のイメージを共有できている。
これからイラン、韓国、オーストラリアといった、さらにインテンシティーの高い相手に対して、より連動の精度や臨機応変な判断力が求められてくるはずだが、緊張感のある試合の中で攻守のコンビネーションとバランスを確認できたことは大きい。
1つの不安要素は3人のうち、誰か1人でも欠けると中盤の機能性が失われる可能性があるということ。特に遠藤の役割をこなせる選手がおらず、イラク戦の様な途中交代ならともかく、スタートからいない様な状況になると苦しい。
その意味ではヨルダン戦である程度試合が見えてくれば、柴崎岳を投入して雰囲気に慣れさせるなど、次善策を取っておきたいところだ。
ここまで2試合は上々の滑り出しで、チームの状態も良くなってきている。ただ、残り4試合を戦う上で総力戦になった時に、サブの選手が活躍できる状態を作っていけるかは、彼ら自身の自覚とともに、アギーレ監督の働きかけも重要になってきそうだ。

アギーレJに見えた進歩
引用元:THE PAGE 2015年1月17日 5時0分 配信
http://thepage.jp/detail/20150117-00000001-wordleafs

汗をたっぷりと吸収し、肌と接する部分が変色したブルーのユニフォームがピッチ上の悪条件を物語る。日が暮れても30度近い気温。キックオフの時点で70%だった湿度は、前半終了前には84%にまで上昇した。文字通りの消耗戦となった90分間で、日本代表がこれまでとは「異なる戦い方」を見せた。
ブリスベン・スタジアムでオーストラリア時間の午後7時にキックオフされた、イラク代表とのアジアカップ・グループリーグ第2戦。ともに初戦を白星で発進し、勝てば決勝トーナメント進出へ大きく近づく大一番は気象条件を考慮してか、イラクが自陣に引く時間帯が多くなった。
ブロックの外側ならば、日本はテンポよくボールを回せる。しかし、相手に脅威を与えなければ何の意味をなさないことは、退場者を出して10人となったギリシャ代表を最後まで崩せなかったワールドカップ・ブラジル大会のグループリーグで嫌というほど味わわされている。
迎えた前半22分。イラクが形成するブロックに風穴を開けたのは、国際Aマッチ通算150試合出場という前人未到の領域に到達した34歳のベテラン、MF遠藤保仁(ガンバ大阪)だった。
FW本田圭佑(ACミラン)からのパスをフリーの状態で受けた遠藤は、相手のマークを振り切り、左サイドからペナルティーエリアに侵入してきたFW乾貴士(フランクフルト)の動きを見逃さなかった。
キャプテンのMF長谷部誠(フランクフルト)をして「スイッチを入れた」と言わしめた縦パスが乾の足元にピタリと入った瞬間、ゴール前にはニアに本田、中央にMF香川真司(ドルトムント)、ファーにはFW岡崎慎司(マインツ)と3人が詰めていた。
タイミングを図りながらマーカーの股間を通した乾のグラウンダーのクロスは、本田のブラインドからフリーで抜け出してきた香川の右足と完璧にヒット。シュートは相手GKに阻まれたものの、こぼれ球を追った本田が相手2人に倒されてPKを獲得し、自らが左足で冷静に右隅へ沈めた。
結果的にはこの一発が決勝点となった。元日本代表MFで、現在は解説者を務める水沼貴史氏は「PKを獲得する前の崩しは非常によかった」と複数の選手が絡んだコンビネーションを高く評価した。
「まずは香川。シュートが相手キーパーに阻まれるなど、ゴールに関しては依然として産みの苦しみを味わっているけれども、このシーンを含めて、相手ゴール前でボールに触れる回数が非常に多くなった。プレーそのものから『オレが決める』という気概も感じられる。セレッソ大阪時代に一緒にプレーしていることもあり、乾とのコンビネーションも取りやすいのだろう。イラク戦の乾は意図的にボールを早くさばくなど、球離れの速さでリズムを作り出していた。今シーズンのブンデスリーガで好調をキープしているし、所属チームで得た自信をそのまま代表に持ち込んでいる」
前半戦のシュート数は、日本の6本に対してイラクはわずか1本。ボールを回しながら隙を見つけては縦パスを入れ、あるいは左右からクロスを上げて平均年齢が20代前半と若いイラクを前後左右に揺さぶる。ある意味でゲームをコントロールしていたといっていい。
もっとも、後半開始直後に本田が放ったシュートがバーに弾かれると流れはイラクへと傾く。疲れの見えた31歳のエース、FWユニス・マフマードをあえてベンチに下げて若いジャスティン・ヒクマドを投入。前線に起点を多く設け、一気にパワーをかけてきた。
押し込まれる展開を強いられた日本だが、ピッチ上の選手たちは「そう長くは続かない」と読んでいたのだろう。耐える時間帯と割り切り、ときには体を張って決定的なチャンスを作らせない。
後半18分には、的確なタイミングでハビエル・アギーレ監督が動く。乾に代えてMF清武弘嗣(ハノーヴァー)、遠藤に代えてMF今野泰幸(ガンバ大阪)を投入。特にボール奪取能力に長けた今野の存在は、イラクの猛攻を食い止める上で大きな防波堤になった。
アギーレ監督は「4‐3‐3システム」のまま変えていないと試合後に語っている。しかし、パレスチナ戦に続いてアンカーを務めた長谷部は「相手が攻撃的MFを2枚にする形で来たので、ダブルボランチ気味にした時間帯もあった」と、選手たちの自己判断で臨機応変に対処したことを明かしている。
後半20分過ぎにはイラクも息切れしたのか。再びブロックを形成し、ボールを奪いにこなくなった。日本もリスクの大きい縦パスをほぼ封印して、ブロックの周囲でのボール回しに終始して時計の針を進めた。後半34分過ぎからは2分間ほど、淡々と横パスを回し続けた時間帯もあった。
結局、90分間を通してイラクが迎えた決定機はほとんどといっていいほどなかった。押すときは押し、引くときは引く。自分たちのやり方に固執するのではなく、相手に合わせて戦い方を変える「柔軟性」をアギーレジャパンは披露したことになる。前出の水沼氏が言う。
「ワールドカップでは引き出しの少なさもあって、悔しい思いをさせられた。その意味では少しはゲームをコントロールできたことを評価したいが、ブラジル大会を経験した選手たちが多いことを考えれば手放しで喜ぶことはできない。まずは余計なファウルが多い。特に不必要な形でボールを失い、追いかけて反則を犯す場面が目立った。相手のフリーキックの精度の低さに救われた部分があるが、決勝トーナメントに入ればそういった隙を相手は絶対に見逃さない。早い時間帯に追加点を奪えばイラクは戦意を失ったはずで、その意味では本田も反省する必要がある」
後半開始直後のバー直撃弾だけでなく、本田は前半17分と後半20分には右のポストにシュートを直撃させている。本人も責任を感じていたのだろう。試合後にはこう語っている。
「ああいうところで決めないと、大事な試合で勝てない。非常に悔しいですね」
イラク戦の2日前には、アギーレ監督のリーガ・エスパニョーラ時代の八百長疑惑に関する告発状が、スペイン・バレンシアの裁判所に受理された。騒動が再びクローズアップされてきた中で、しっかりと勝ち点3を獲得した意義は大きいと水沼氏は言う。
「選手たちもあれこれと言われ続けるのは嫌だと思うし、ピッチ外の雑音を消すには勝つしかない。ただ、勝つには勝ったが、90分間を通してワクワクさせられたかと言えば決してそうではない。後半途中までの押し込まれた時間帯にしてもポジションへの戻りがやや遅かったし、攻守の切り替えのスピードももっと上げられる。最終的に目指している場所がどこなのか、ということを考えれば、イラク戦をアギーレジャパン発足以降のベストゲームとするわけにはいかない。ボールをキープし続け、何も起こらないまま試合終了の笛を聞いて、初めて試合をコントロールできたと言える。そのレベルに達するためには、まだまだ細かい修正点が多い」
収穫はパレスチナ代表に続く無失点での連勝で勝ち点を6に伸ばし、20日のヨルダン代表戦で引き分けてもグループDの1位で決勝トーナメントに進出できる権利を手にしたこと。1位ならばグループCの2位と対戦する準々決勝までの日程が一日多く空く。進化の跡を少しずつ刻みながら、アギーレジャパンは17日に第3戦が行われるメルボルンに入る。

代表採点『俺ガゼッタ』…イラク戦MOMはパスで好機演出した遠藤
引用元:SoccerKing 2015.01.17. 22:24 配信
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150117/272435.html

アジアカップ・グループリーグ第2節が16日に行われ、日本代表はイラク代表と対戦し、ミラン所属のFW本田圭佑の得点で1-0と勝利をおさめた。
試合後、サッカーキングでは『俺ガゼッタ』と題し、出場選手をユーザーに10点満点で採点してもらい、各選手の寸評、総評、日本代表でその日一番活躍した選手を選出してもらった。
採点では、本田のPKにつながるシーンなどで再三チャンスを演出したガンバ大阪所属のMF遠藤保仁が、チーム最高の「6.6」(最高点10、最低点1)を獲得し、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた。同じく、相手ディフェンスの間で何度もボールを受け、決定機を生み出していたフランクフルト所属のMF乾貴士が「6.4」で2位、フル出場し、アンカーの位置で相手の攻撃の芽を摘み取ったフランクフルト所属のMF長谷部誠が「6.3」で続いた。

(中略)

■長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
採点:6.3(投票数:1026)
主な寸評
▽ゲームを良くコントロールし、早期に攻撃の芽を摘めた。
▽ディフェンスバッチリ。長谷部がいると落ち着く!
▽守備の安定は長谷部の功績。

(中略)

*他の選手についてはリンク先でご覧ください

長谷部仕切った連続完封 ピンチ動じず
引用元:日刊スポーツ 2015年1月17日7時5分 配信
http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20150117-1422563.html

<アジア杯:日本1-0イラク>◇1次リーグD組◇16日◇ブリスベン
MF長谷部誠主将(30)がピッチ上の監督として、チームを引っ張った。決められれば追い付かれる1-0の状況で、終盤に何度もピンチを迎えたが、慌てずにボールを回して、前がかりに攻めようと焦るイラクをいなした。
「イラクはあまり前から来なかったし、無理せずに後ろで回せるなら回そうと話していた」。監督からの指示ではなく、自分たちと相手の状況を見極めていた。効果的にボールを回したことで、結果的にはイラクの足が完全に止まり、後半は決定機を作らせず、省エネサッカーで逃げ切った。
試合2日前の14日の練習後に、アギーレ監督の告発受理と地元スペインで報道された。周囲がざわついても「特に影響はなかった。選手はみんな集中できている」と若い選手を含めた、全員の成熟を感じ取っていた。選手だけのミーティングも「やる必要はまったくないと思う」と意に介さず、イラク戦へ向けて雑音は耳に入らなかった。
離脱した試合をのぞいて、主将を継続しているが「今でも主将については思うところはある」と言う。だが指揮官からの信頼が厚いことは、この日のプレーが証明している。

有事に備え?選手自ら戦術変更…開始早々相手の位置見て対応
引用元:スポニチアネックス  2015年1月17日 05:30 配信
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/01/17/kiji/K20150117009642290.html

開始早々に日本の選手はイラクを見切った。ボランチに入っていたMFヤセルが試合開始から高い位置を取ってきた。指揮官の指示を待つまでもない。自主的に選手間で戦術を変更。インサイドハーフのMF遠藤がボランチに近いポジションで対応し、相手の攻撃力を封じ込めた。
アギーレ監督の八百長問題に揺れている状況下で、臨機応変の対応。MF長谷部は「(システムは)相手の出方によって変えていた。守備ではあまり危ない場面はなかったと思う」と手応えを口にした。
後半途中から相手が積極的にボールを奪いに来ないことを感じ取ると、今度は無理して攻めず、しっかりと後ろでボールを回すことをピッチ内で意思統一。ボールを取りに来た際に前に出て、カウンター気味に多くのチャンスをつくり出した。心にくいほどのゲームコントロールで計算通りに勝ち点3を手にした。
ザッケローニ前監督ほど約束事を要求せず、以前よりも戦術に自由を与えているのがアギーレ監督。遠藤や長谷部、本田や長友といった代表で長いキャリアを誇る選手がそろっていることもあり、想定していなかった事態にも対応できる能力を今の日本代表は持ち合わせている。
今回の遠征でも長谷部の発案で選手ミーティングを開くなど、会話を重ね、23人はしっかりと同じ方向を向いてきた。最終ラインを束ねるDF吉田は「(チームは)1カ月間、一緒にいられる。大会を通じて成長を続けることが大事」と語る。八百長問題に関する告発がバレンシア裁判所に受理されたことから、今大会後にアギーレ監督が解任されるのは、決定的な状況。日本代表にとっては前代未聞の監督交代劇となるが、新たな指揮官が急きょ就任したとしても、それを乗り越えられるだけの経験値が今のチームにはある。

本田、2戦連続PK弾!!日本はイラクを1-0で下し2連勝
引用元:ゲキサカ 2015年1月17日 1時6分 配信
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?155709-155709-fl

[1.16 アジア杯D組 日本1-0イラク ブリスベン]
日本代表は16日、アジア杯グループリーグ第2戦でイラク代表と対戦し、1-0で競り勝った。日本は前半23分、FW本田圭佑の2戦連続となるPKで先制。その後は追加点を奪えなかったが、守備陣が2試合連続の無失点に抑え、2連勝を飾った。勝ち点を6に伸ばした日本はD組首位を守り、グループリーグ突破を懸けて20日の最終戦でヨルダンと対戦する。
日本は12日のパレスチナ戦(4-0)と同じ先発メンバー。GKは川島永嗣で、最終ラインは右からDF酒井高徳、DF吉田麻也、DF森重真人、DF長友佑都と並んだ。中盤はMF長谷部誠がアンカーに入り、MF香川真司とMF遠藤保仁がインサイドハーフ。3トップは右から本田、FW岡崎慎司、FW乾貴士となった。
立ち上がりからボールポゼッションを高める日本は序盤こそイラクを攻めあぐねたが、徐々にチャンスをつくり出していく。前半11分、本田からの絶妙なスルーパスに香川が反応。PA内右から右足を振り抜いたが、シュートはミートせず、ゴール左に外れた。
最初の決定機は前半17分。こぼれ球を拾った長友が左サイドで仕掛け、鋭い切り返しから右足でクロスを入れると、ファーサイドに走り込んだ本田がヘディングで合わせたが、惜しくも右ポストを直撃した。同20分には遠藤の縦パスを乾がワンタッチではたき、PA内左で受けた岡崎がドリブルで相手DFの股間を抜いて切れ込んだが、惜しくもつぶされた。
日本は前半22分、遠藤のスルーパスから乾がPA内左へ抜け出し、右足に持ち替えて中央に折り返す。香川の右足シュートは至近距離でGKに阻まれたが、こぼれ球を拾った本田が後方からDFアリ・アドナン・カディムに倒され、PKを獲得。これを本田が自らゴール右へ蹴り込み、先制点を奪った。
PKで2戦連発となった本田は香川、岡崎と肩を組んで喜ぶと、岡崎と向かい合って“敬礼”のゴールパフォーマンス。リードを奪った日本は前半33分にも本田の背後から駆け上がった酒井の右クロスに岡崎がヘディングで合わせるチャンスをつくったが、GKの正面を突いた。前半の終盤にはイラクの反撃に遭う場面もあったが、最後のところで決定機を与えず、1-0で前半を折り返した。
前半と同じメンバーで後半を迎えた日本は後半2分、本田の右足ミドルがクロスバーを直撃。追加点のチャンスを逃すと、その後はイラクに攻め込まれる時間帯が続いた。イラクは後半10分、1トップで先発していたFWユーヌス・マフムードに代えてFWジャスティン・ヒクマット・アジーズを投入。先に動くと、直後の11分には右クロスにMFアラー・アブドゥルゼフラが右足ボレーで合わせる場面をつくった。
接触があるたびに主審がすぐに笛を吹くこともあり、ゴール前でたびたびセットプレーのピンチを迎える日本。それでも集中力を切らすことなく、1点リードを守り続けた。後半19分にベンチが動き、乾と遠藤を下げてMF清武弘嗣、MF今野泰幸を投入した。すると直後の20分、自陣からのロングボールを岡崎が胸でつなぎ、香川がドリブルで持ち込む。タメをつくって左サイドのスペースにスルーパスを通すと、走り込んだ清武がダイレクトでゴール前に折り返したが、ファーサイドに滑り込みながら右足で合わせた本田のシュートはまたしても右ポストを叩いた。
追加点の絶好機を逃すと、後半28分、岡崎からパスを受けた香川の右足シュートもGKに弾かれる。再び流れを引き寄せるが、試合を決定づける2点目が遠かった。後半31分、香川の右クロスを今野が頭で折り返し、清武が左足ボレーで狙ったが、ゴール左へ。同44分には今野のスルーパスから香川が右サイドを抜け出し、左足でクロス。岡崎がダイビングヘッドで合わせたが、これもクロスバーの上を越えた。
直後の後半44分、本田に代えてFW武藤嘉紀を投入し、最後の交代カードを切った日本。結局、最後まで追加点を奪うことはできなかったが、守備陣が最後までゴールを許さず、1-0で2試合連続の完封勝利をおさめた。2連勝を飾った日本は20日のヨルダン戦で引き分け以上なら、自力で準々決勝進出が決まる。

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