敗戦の中のキャプテンシー

   2015/09/16

【アジアカップ】充実感から絶望へ、長谷部誠が抱く悔恨と戸惑い
引用元:SOCCER DIGEST Web 1月24日(土)8時20分配信
http://www.soccerdigestweb.com/topics_detail2_2/id=7241

失点した場面は、確かに集中していなかった。

開始2分、日本のボールロストから、マブフートにペナルティエリア内への侵入を許した。その後もパスミスを繰り返し、セカンドボールを拾えない。相手のエース、O・アブドゥラフマンを長谷部と香川が挟み込んでもドリブル突破を許してしまう。開始早々に乾がシュートを放ったものの、それ以外はUAEのパワーに日本が押されているように見えた。
そして7分、日本の左サイドが崩される。後方からのフィードにマブフートが反応。森重、吉田が対応するが中途半端となり、あっさりと先制点を許してしまった。
明らかに日本の選手の動きは悪く、ミスが目立った。後半、途中出場の柴崎のゴールで同点に追いつき、追加点を狙ったが、延長の前後半を終えてもそれを手にすることができなかった。
PK戦の末にベスト8で敗退。呆気ない幕切れだった。
「この現実は真摯に受け止めなければいけないと思うし、ワールドカップであのような結果に終わって、そして、アジアカップでもこういう結果に終わった。ワールドカップが終わり、このアジアカップで皆さんに期待してもらえるようにと、そういう想いでやっていた。でも、ここで結果が出なかったので、なかなか、次への気持ちというのは……。とにかく今は終わったばかりで、整理がつかないですね」
試合後のミックスゾーンで長谷部は、静かにそう話した。
アギーレ体制での初めての公式戦。第一のテーマは無失点で終えること。そのための攻守の切り替え練習には時間を費やしているようだった。そして、試合の立ち上がりで、相手に脅威を与えるアクションを選手ぞれぞれが意識しているように感じていた。
得点は奪えずともひとつのチェイシング、球際の激しさが、ゲームの主導権を日本へと傾かせた。しかし、ノックアウト方式の決勝トーナメントで、開始10分未満の早い時間帯で先制を許してしまった。
「失点の場面では、ディフェンスラインも集中していなかったし、ボールを出した選手に対してのプレッシャーもまったくなかった。ひとつのミスというか、ミスが重なった。確かに過去の3試合の相手とは、UAEはオフェンスのクオリティが高かった。ただ、あれくらいのクオリティのチームに短い間にチャンスを作られるというのは、まあ、なかなか説明がしづらいですね。

試合の立ち上がりに集中していなかったかと言われたら、そういうこともなかった。選手はみんな決勝トーナメントに入ったら、一発勝負だというのは分かっていましたし。監督も試合に対しての入り方という部分では、しっかり持って行ってくれた。そこに関しては、そんなに問題はなかったと思います。実際、チャンスもありましたし。
ただ、そういうなかで失点場面に関して言えば、確かに集中していなかった。ボールホルダーに行っていなかったし、ディフェンスラインも寝ていた。その原因の説明はなかなかつかないといえば、つかない」

今は3年後、4年後のことは正直考えられない。

そして、こうも話している。
「120分これだけのチャンスを作って、1点しか取れていないというのは、自分たちの決定力不足であり、そういう力不足だと思いますね」
敗因を探せばきりはない。
新しいチームのサッカーに手応えを感じていたからこそ、こういう結果は衝撃だったに違いない。自分たちが蒔いた種ではあるものの、サッカーの厳しさを思い知るに十分な結果であり、現実だった。
「この大会が始まる前からそうでしたけど、今は3年後、4年後のことは正直考えられない。でも、今をやることでしか、そこには繋がらない。日本サッカーがこれから成長するためには、若い選手たちももっと出てこなくちゃいけないと思います。そういう部分の気持ちは、アジアカップ前と今とではそんなに変わらない」
惨敗したブラジル・ワールドカップからの、再スタートを期して挑んだアジアカップ。しかし、その想いは挫かれた。
「結果から言えばもちろん挫かれていますし、新しい監督が来て、新しいシステムややり方をやったりして、手応えを掴んでいたなかで、こういう結果なので。うん。難しいですね」
厳しい現実を跳ね返すだけの力は、まだ湧いてはこないのだろう。長谷部は自嘲気味に、少し笑ったようにも見えた。
それでも、フランクフルトへ戻り、試合を重ねることで、前へと踏み出せるはずだ。
―日―日、一歩一歩を積み重ねることでしか、成長はできない。この悔しさを糧にするためにも、戦い続けるしかないのだ。

「生まれながらのリーダー」…長谷部誠、敗戦の中のキャプテンシー
引用元:SOCCER KING 1月24日(土)14時13分配信
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150124/274578.html

アジアカップ連覇の道が途絶えながら、ミックスゾーンに出てきた長谷部誠の表情から落胆の色は見られなかった。大会から敗退した現実を真摯に受け止めようとするかのように、普段と変わらぬ明瞭な話しぶりで思いを語る。
「ワールドカップが終わってから、このアジアカップでまたみなさんに期待してもらえるようにという思いでやっていました。またここで結果が出なかったので、次にという気持ちに整理がつかないですね」
キャプテンとして臨んだ2度目のアジアカップでは、望んだ成果は得られなかった。「新しい監督が来て、新しいシステムでやって、手応えをつかんでいた中でのこういう結果。難しいですね」とも口にする。準々決勝敗退と失意の大会となったが、キャプテンとして歩んだ4年間の経験は、ピッチ内外で確実にチームの拠り所になっていた。
初戦前日の11日に、「この4年間で経験を積んだ部分は大きいし、自分のチームでの立場も変わっていると思う。それを若い選手に伝える部分では、非常に大切な役割を担っている」と語っていたとおり、10日には旗振り役となって選手ミーティングを実施。アジアの戦いにおける厳しさを共通理解させることで、チームはスムーズに初戦を迎えられた。
ハビエル・アギーレ監督体制になってから任されたアンカーとしても、チームを支えた。危険な局面に駆け付けて火消しに奔走したかと思えば、中盤の底から攻撃の起点となるパスを通し続ける。自身も「自分のプレースタイルとか人間性、性格を考えた時に、また新しい部分が見られるという意味では、色んなところをやるのは楽しい」と、充実感を漂わせていた。
ヨルダン代表とのグループ第3戦では、キャプテンとしての国際Aマッチの出場数が56試合に到達し、歴代単独トップに立った。当の本人こそ、「自分が日本代表のキャプテンという風に言われてここ何年かなりますが、それは自分の中では虚像という、本当の自分ではないかなという感じ」と明かしたが、少なくとも近い周囲は意見を異にする。
就任当初はキャプテンを固定していなかった指揮官だったが、「長谷部は生まれながらのリーダー。彼の声で経験から来るものを伝え、チームを落ち着けることができる」と、今ではすっかり信頼を寄せている。代表で長らくともにプレーしてきた川島永嗣も、「マコはチームメートにとっても偉大なキャプテン」という言葉とともに、変化についても語る。
「2010年にキャプテンになって、一緒にプレーしていても、時間を過ごす中でも、彼自身もキャプテンとしてすごく成長していると感じる。ピッチの上でも外でもチームの状況を一番理解している。何が必要かを見ていることが彼の魅力」
31歳を迎えた18日には、20代の頃との違いについて口にする場面があった。「より色々経験して、色んな人の支えの中でやっているので、そういう意味では少しは周りのことも考えられるようにはなったかな」という表現は、川島の言葉どおりにも思える。
自身も2番目のキッカーを務めたPK戦。キッカーの重圧や勇気は、誰よりも理解できるのだろう。シュートを外した本田圭佑、そして香川真司を迎え入れて、声をかけていた。
イスマイル・アハメドのPKが決まり連覇の道が途絶えても、先頭に立ってスタンドのサポーターに挨拶を行った。俯くことはない。ロッカールームに通じる階段を下りるまで、視線はまっすぐ前方を捉えていた。
4年前はカタールの地でアジアカップを高々と掲げていたが、キャプテンの責務は当然ながら歓喜の瞬間だけではない。長谷部は敗れてもなお、チームを気丈にけん引していた。

不可解な立ち上がり、長谷部「説明がつかない」
引用元:ゲキサカ 1月24日(土)2時27分配信
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?156105-156105-fl

[1.23 アジア杯準々決勝 日本1-1(PK4-5)UAE シドニー]

立ち上がりが大事であることは分かっていたはずだった。MF長谷部誠(フランクフルト)は「一概に立ち上がりに集中していなかったかと言われると、そういうことも正直なくて、自分たちもしっかりチャンスはつくっていた」と、試合の入り自体は悪くなかったと話す一方、前半7分の失点場面については「確かに集中していなかった」と認めざるを得なかった。
前半3分にも最終ラインの背後を取られた日本の守備陣は前半7分、ハーフウェーライン付近でボールを持った相手選手への寄せが甘く、ロングパスをフリーで出させた。これに反応したFWアリ・マブフートがDFラインの裏を突き、ワントラップから右足でサイドネットに突き刺す。あまりにも簡単に失点してしまった。
「1回目のピンチのところではボールの取られ方が非常に悪かったし、1失点目の場面はまったくDFラインが集中していなかった。ボールを出した選手に対するプレッシャーもまったくなかった。一つというよりはミスが重なった感じがある」
立ち上がりに続いたピンチをそう振り返るキャプテンは失点シーンについて「ボールホルダーに(プレッシャーに)行けていなかったし、DFラインは寝ていたし、それはなかなか説明がつかない」と、思わず首をひねった。
「その(立ち上がりの)10分の中で自分たちも何回かチャンスをつくっていた。これまでの相手よりは多少、オフェンスのクオリティーが高かったと思う。ただ、あれくらいのレベルのクオリティーのチームに短い間にチャンスをつくられるというのは集中していないということだし、なかなか説明しがたい」
試合前日には「ここでもう一度、気を引き締めないと。またフワッと入ると足元をすくわれるので、みんなでもう一度厳しくやっていく必要がある」と、グループリーグ3試合を無失点で切り抜けるなど無難に突破したことを踏まえ、チームを引き締める必要性も口にしていた。
あらためて選手ミーティングなどは行わなかったというが、「決勝トーナメントに入ったら一発勝負だとみんな分かっていたし、監督も試合の入り方をしっかりと持っていってくれていたので、そこに関しては問題なかった」と話す。だからこそ、不可解な立ち上がりだだった。
「終わったばかりなのでなかなか整理は難しいけど、今日の試合に限っていえば120分であれだけチャンスをつくって1点しか取れていないというのは、自分たちの決定力不足であり、力不足だと思う」。立ち上がりの失点を挽回するチャンスはあった。ベスト8という早すぎる敗退は、チームを束ねたキャプテンにとっても悔やまれる結果だった。

長谷部主将、最後までリーダーシップ発揮
引用元:日刊スポーツ 2015年1月24日7時11分 配信
http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20150124-1425571.html

<アジア杯:日本1(4PK5)1UAE>◇準々決勝◇23日◇シドニー
MF長谷部誠(31=フランクフルト)は主将として懸命にチームをもり立てた。
開始直後に先制を許したが、その後は、UAEの司令塔MFのO・アブドゥルラフマンらに自由を許さず、ピンチを未然に防いだ。しかし120分で決着をつけられず「これだけのチャンスをつくって、決めきれなければこうなる。PK戦までに試合を決めきれなかった自分たちの責任」。PKを外して肩を落とすMF香川に駆け寄るなど、最後までリーダーシップを発揮した。

長谷部誠「失点の場面はまったくDFラインが集中していなかった」/日本代表
引用元:ISM 1月24日(土)1時21分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150124-00000011-ism-socc

日本代表は23日、アジアカップ2015の準々決勝でUAEと対戦し、1対1で迎えたPK戦の末に黒星。連覇を逃す結果となった。以下、試合後の長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)のコメント。

●長谷部誠コメント
「終わったばかりなのでなかなか整理は難しいけど、今日の試合に限っていえば120分であれだけチャンスを作って1点しか取れていないというのは、自分たちの決定力不足であり、力不足だと思う」
Q:失点のところは?
「失点のところに関しても、1回目のピンチのところではボールの取られ方が非常に悪かったし、1失点目の場面はまったくDFラインが集中していなかったし、ボールを出した選手に対するプレッシャーもまったくなかった。一つというよりはミスが重なった感じがある」
Q:立ち上がり10分でミスが続くのはこれまであまりなかったが?
「ただ、その10分のなかでも自分たちも何回かチャンスを作っていたし、ただこれまでの相手とは多少オフェンスのクオリティが高かったと思う。ただ、あれくらいのレベルのクオリティのチームに短い間にチャンスを作られるというのは集中していないということだし、なかなか説明しがたい」

日本vsUAE 試合後の選手コメント
引用元:ゲキサカ 2015年1月24日 3時39分 配信
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?156108-156108-fl

[1.23 アジア杯準々決勝 日本1-1(PK4-5)UAE シドニー]

日本代表は23日、アジア杯準々決勝でUAE代表と対戦し、1-1のまま突入したPK戦の末、PK4-5で敗れた。前半7分に今大会初失点となる先制点を許した日本は後半36分、途中出場のMF柴崎岳が同点ゴール。1-1で延長戦に突入すると、120分間でも決着が付かず、PK戦で敗れ、96年大会以来、5大会ぶりのベスト8敗退となった。

(中略)

●MF長谷部誠(フランクフルト)
「終わったばかりなのでなかなか整理は難しいけど、今日の試合に限っていえば120分であれだけチャンスをつくって1点しか取れていないというのは、自分たちの決定力不足であり、力不足だと思う」
―失点の場面は?
「1回目のピンチのところではボールの取られ方が非常に悪かったし、1失点目の場面はまったくDFラインが集中していなかった。ボールを出した選手に対するプレッシャーもまったくなかった。一つというよりはミスが重なった感じがある」
―立ち上がりにミスが続いた。
「ただ、その10分の中で自分たちも何回かチャンスをつくっていた。これまでの相手よりは多少、オフェンスのクオリティーが高かったと思う。ただ、あれくらいのレベルのクオリティーのチームに短い間にチャンスをつくられるというのは集中していないということだし、なかなか説明しがたい」
―ミーティングはした?
「いや、そういうのはなかったけど、決勝トーナメントに入ったら一発勝負だとみんな分かっていたし、監督も試合の入り方をしっかりと持っていってくれていたので、そこに関しては問題なかった」
―フィジカルの問題か、メンタルの問題か。
「一概に立ち上がりに集中していなかったかと言われると、そういうことも正直なくて、自分たちもしっかりチャンスはつくっていた。失点場面に関して言えば、確かに集中していなかった。ボールホルダーに(プレッシャーに)行けていなかったし、DFラインは寝ていたし、それはなかなか説明がつかない」

(中略)

*他の選手についてはリンク先でご覧ください

代表採点『俺ガゼッタ』…UAE戦MOMは同点ゴールを挙げた柴崎
引用元:SoccerKing 2015年1月24日 21時4分 配信
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150124/274809.html

AFCアジアカップ オーストラリア2015の準々決勝が23日に行われ、日本代表はUAE代表と対戦した。試合は1ー1のまま90分が終了。延長戦でも決着がつかずPK戦に突入し、日本は4-5で敗れて同大会からの敗退が決まった。
試合後、サッカーキングでは『俺ガゼッタ』と題し、出場選手をユーザーに10点満点で採点してもらい、各選手の寸評、総評、日本代表でその日一番活躍した選手を選出してもらった。
採点では、同点ゴールを決めたMF柴崎岳がチーム最高となる「6.6」を獲得し、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた。その他、MF長谷部誠が「5.9」で2位、酒井高徳が「5.7」で3位となった。

(中略)

■長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
採点:5.9(投票数:4689)
主な寸評
▽長友のけがというアクシデントの中、主将として日本を支える。
▽当たり障りない無難なプレー。守備はよかった。
▽献身的な守備で周りのフォローができていた。安定していた。

(中略)

*他の選手についてはリンク先でご覧ください

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