大幅入れ替え

   2015/10/16

[日本代表]競争を歓迎する主将・長谷部 「メンバーが変わってもしっかりしたゲームを」
引用元:theWORLD 10月13日(火)19時50分配信
http://www.theworldmagazine.jp/20151013/02national_team/japan/23355

球際の攻防は注目ポイントに

親善試合イラン戦を控えるサッカー男子日本代表は12日にテヘランで最終調整を行い、試合に備えた。練習後の主将・長谷部誠(フランクフルト)のコメントをJFA(日本サッカー協会)公式サイトが伝えている。

「自分たちがもう1つ上に行くために非常に重要な試合。イランはフィジカルが非常に強く、前線にはテクニックのある選手もいて、非常に良い相手だと思う」

選手・監督ともにイランの選手の印象について、「フィジカルの強さ」に触れている。球際の弱さをしばしば指摘される日本にとって厄介な相手である分、重要なテストであることは間違いない。

「先月のアフガニスタン戦よりは涼しいので、動きやすいと思う。メンバーが変わった中でもしっかりとしたゲームをし、チーム内で競争が生まれるようにしたい。こうした試合をどれだけ大切にできるかは重要だし、勝利を追求していきたい」

8日のシリア戦でフル出場した長谷部はそう話した。競争を歓迎した主将だが、6人の交代枠をハリルホジッチがどう使うのか、それはイラン戦の注目ポイントの1つとなる。

試合は日本時間22時30分キックオフ予定。

ワンランク上のチームへ “真のリーダー”長谷部が説くサバイバルの重要性
引用元:Soccer Magazine ZONE web 10月13日(火)15時34分配信
http://www.soccermagazine-zone.com/archives/17600

「競争が生まれるゲームをしたい」

 日本代表は13日に、敵地テヘランでイラン戦を戦う。ワールドカップ予選と違い、懸かっているものがない親善試合だが、主将の長谷部誠(フランクフルト)は、高いモチベーションでこの一戦に臨むことを宣言している。

「明日の試合は自分たちにとって大事な試合。親善試合といえども、自分たちの中でどう捉えるかが重要。もう一つ上のステップに行くには、この試合は大事」

 大事、重要という言葉を繰り返したところに、長谷部が感じているイラン戦の意義が見て取れる。発足から半年が経過したバヒド・ハリルホジッチ体制だが、長谷部など欧州でプレーしている選手たちが参加したのは、3月、6月、9月、そして今回のそれぞれ約10日間ずつと、クラブチームで言えば1ヵ月半ほどの時間しか過ごしていない。そうした意味でも、1試合たりとも無駄にすることはできないとの気持ちが込められている。

 一方で、ハリルホジッチ監督は8日に行われたワールドカップ・アジア2次予選のシリア戦から、約半数のメンバーを入れ替えることを明言している。それを伝え聞いた主将は「そういう風に監督が言っているなら代わることもある。メンバーが代わってもしっかりしたゲームができることを示し、チーム内で競争が生まれるようなゲームをしたい」と、層の厚いチームへと成長していくためのポイントだと捉えた。

元チームメートとの再会も楽しみに

 試合が行われるイランのアザディスタジアムは、9月に中立地開催となったアジア2次予選アフガニスタン戦で経験している。この時は6-0と大勝したスタジアムだが、「芝はそこまでいいとは言えないが、前回はものすごく暑かった。今回は動けるかどうか。(8日のシリア戦を行った)オマーンでも暑い中でプレーしている。明日はみんなキレがあると思う。僕個人、チームとして親善試合と捉えず、この試合を大切に自分たちのものにできれば。そして勝負に勝つことをしていきたい」と、芝への適応とコンディション調整には問題がないことを強調した。

 長谷部にとっては、ヴォルフスブルク時代にチームメートだったイラン代表MFアシュカン・デジャガとの再会も楽しみの一つだ。「彼とはヴォルフスブルクで長い間やっているし、非常に良い選手で、こういうところで戦えるのは個人的にはうれしい。彼はドイツで長くプレーしていたし、ドイツには日本の選手もたくさんプレーしている。楽しみだと言ってくれると思う」と、中盤でのマッチアップを望んでいる。

 ハリルホジッチ監督をして「真のリーダー」と言わしめる主将は、FIFAランキングでアジアトップの39位で、最終予選でワールドカップ出場権獲得に向けたライバルとなり得るイランに対し、敵地で真っ向勝負を挑む心構えでいる。現在FIFAランキング55位の日本にとっては、挑戦者として臨むゲーム。アジアトップの国との真剣勝負から、今後の成長につながる何かを見つけたいところだ。

長谷部は親善試合も勝利を追求「上に行くため、非常に大事な試合」
引用元:SOCCER KING 10月13日(火)4時19分配信
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20151013/358928.html

13日に行われるイラン代表との親善試合へ向け、日本代表は12日にイランの首都テヘランにあるアザディ・スタジアムで公式練習を行った。練習後、MF長谷部誠が記者団の取材に応えている。

試合前日練習を終えた長谷部は、「親善試合といえども、自分たちがもう1つ上のステップに行くため、非常に大事な試合だと思います。親善試合と捉えずに、どれだけこの試合を大切にできるかをしっかりと求めたい。そして勝利、勝つことを追求したいと思います」と、公式戦さながらに勝利を求める姿勢を示した。

チームを率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「おそらく50パーセントの変更と思って間違いない」と、8日に行われたシリア戦から約半数のメンバーを入れ替えて試合に臨むと明かしていた。「監督がそう言ってるのであれば、多少は変わることもあるとは思います。メンバーが変わった中でもしっかりとしたゲームができるか。そして、チームの中で競争が生まれるようなゲームにしたいです」と、主将の長谷部は前向きに語っている。

試合の行われるアザディ・スタジアムは、日本が先月8日にアフガニスタンを6-0で下した試合と同じ会場。「芝はそこまでいいとは言えない」とピッチ状態を気にするも、「前回は物凄く暑かったので、今回の方が動けるかと。(シリア戦は)オマーンで暑い中プレーしたので、明日はみんなキレがあると思います」と、気候に関しては問題ないと述べている。

長谷部誠「(激しい競争の中で)監督を悩ませるようなプレーを」/日本代表
引用元:ISM 10月13日(火)9時27分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151013-00000011-ism-socc

日本代表は13日、国際親善試合でイランと対戦する。以下、試合前日のMF長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)のコメント。

長谷部誠コメント

Q:相手にヴォルフスブルクで一緒にプレーしていたデジャガーがいるが
「とてもいい選手ですし、こういう舞台で戦えるというのはうれしいです。彼はドイツで長くプレーしているし、日本の選手もたくさんドイツでプレーしているので、彼も楽しみなんじゃないかと思います」

Q:メンバーを代えると監督が言っていたが、若手がアピールすることでいい効果が期待できるか?
「若い選手に限らず、明日は多少なりともメンバーが変わるので、競争が激しくなって監督を悩ませるようなプレーをしなければならないと思うし、そういう中で勝っていきたい。監督も勝利というものを強調しているし、ここで勝つ意味は大きいので」

Q:イランのイメージは?
「フィジカル的に非常に強い相手ですし、前の方にはテクニックのある選手もいます。非常にいいチームだと思います」

選手の入れ替えが濃厚なイラン戦。長谷部「監督を悩ませるようなプレーを」
引用元:フットボールチャンネル 10月13日(火)7時30分配信
www.footballchannel.jp/2015/10/13/post113425/

日本代表は12日、イランとの親善試合に向けた前日練習を行った。

アジア屈指の力を誇る相手との対戦について、長谷部誠は「自分たちがもう1つ上のステップに行くために、非常に大事な試合だと思います」と、この一戦を位置づけた。ただの親善試合ではなく、真剣勝負として捉え勝利を目指すつもりだ。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「選手の50%を入れ替える」と示唆しているが、「競争が激しくなって監督を悩ませるようなプレーをしなければならない」と長谷部。今後のポジション争いを活性化させる意味でも、シリア戦で出番のなかった選手たちには奮起が求められる。

イラン戦では守備の時間も長くなるだろう。だが「出てくる相手に対しては、裏に速い攻撃っていうのは有効」と長谷部が言うように、スペースを上手く使えれば指揮官の目指す縦に速い攻撃も見られるはずだ。

とはいえ、そればかりになると当然ながら「大味な試合になってしまうかもしれないので、そのへんの変化をつけるのが大事」と、長谷部は中盤の底で舵を取るつもりだ。

この試合では初招集の南野拓実や、経験の浅い選手たちにも出番があるかもしれない。「アウェイの雰囲気の中、厳しい環境の中でやることが一番」とキャプテンは敵地で強豪と戦えることの意義を感じている。こうした場で若手が活き活きとプレーできれば、チームの底上げにも繋がるはずだ。

長谷部、試合の重要性説く「監督を悩ませるようにしないと」
引用元:サンケイスポーツ 2015.10.13 00:56 配信
http://www.sanspo.com/soccer/news/20151013/jpn15101300560001-n1.html

 日本代表練習(12日、イラン・テヘラン)アウェーのイラン戦へ向け、長谷部(アイントラハト・フランクフルト)は厳しい環境で戦える好機と捉え「自分たちがもう一段上のレベルに行くために大事な試合」と重要性を説いた。

 ハリルホジッチ監督は新しい選手を試す考えを示している。「メンバーが代わっても、しっかりした試合をして、今後の監督を悩ませるようにしないと」と、新戦力のアピールに期待した。

長谷部「ここで勝つ意味は大きい」イラン戦前日、選手コメント

引用元:スポーツナビ 2015年10月13日(火) 配信
http://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201510130008-spnavi

 サッカー日本代表は13日、イランのアザディスタジアムでイラン代表との国際親善試合に臨む。試合を翌日に控えた12日、選手たちがコメントを残した。

 アウェーでの強豪との対戦とあって、選手たちも試合の重要性を口々にする。長谷部誠は、競争意識が高まることによる好影響にも触れつつ、「ここで勝つ意味は大きい」とコメント。また長友佑都は、ワールドカップ(W杯)最終予選で対戦することも想定し、「自分たちに何ができるか見極める良いチャンス」と今後の試金石となる一戦に気を引き締めていた。

長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)

「競争を激しくして監督を悩ませる」

(メンバーを替えると監督が言っていたが、若手がアピールすることで良い効果が期待できるか?)若い選手に限らず、明日は多少なりともメンバーが変わるので、競争が激しくなって監督を悩ませるようなプレーをしなければならないと思います。そういう中で勝っていきたい。監督も勝利というものを強調しているし、ここで勝つ意味は大きいので。

(監督が守備のラジカルチェンジということを言っていたが、練習での変化は?)守備の部分でそこまでは。今までの試合と比べて守備の時間は長くなるという話をしていましたが。あとは今日と明日のミーティングで、自分たちのやり方というものを言うと思うので。これからかな、という感じです。

(攻撃面での監督の指示の変化は?)相手によるんじゃないですか。引いてくる相手には縦に速いサッカーはなかなか難しい。シリアはあれだけ出てきましたが、試合前にあれほど出てくると予想できたかというと、そこも難しいところがあった。出てくる相手に対しては、裏に速い攻撃は有効だと思うし。監督は相手によって戦い方やフォーメーションも変えるので、その分は選手が臨機応変に対応する必要があると思います。

*他の選手のコメントはリンク先でご覧ください

チーム力底上げを狙うイラン戦…求められるのは新戦力の強烈なインパクト
引用元:SOCCER KING 10月13日(火)6時56分配信
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20151013/358960.html

日本が来年勝ち進むであろう2018年ロシアワールドカップアジア最終予選、さらに3年後のロシア本大会に向け、絶好の力試しの場となる親善試合・イラン戦(テヘラン)が13日に迫ってきた。

イランサッカーの聖地・アザディスタジアムで平日17時開始の一戦ということで、敵将であるカルロス・ケイロス監督も「集客には難しい日だが、5万人の観衆を集めるのが我々の仕事」と発言した通り、8万人がギッシリ埋まる状況にはならないようだ。それでも、中立地開催だった9月のアフガニスタン戦に比べると、凄まじいアウェームードが漂うのは間違いない。

「(アザディは)すごい大きなスタジアムですし、この前よりさらに人が入るので、楽しみです。イランとはいつもタフになるみたいなんで、しっかり勝ち切っていきたいです」と語る香川真司(ドルトムント)も結果を出して敵地のサポーターを黙らせるつもりだ。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「メンバーの50パーセントを代える」と明言。8日のシリア戦(マスカット)とはスタメンが大きく変わりそうだ。その陣容を予想すると、まずGKは4試合連続無失点の原動力となっている西川周作(浦和レッズ)の先発が今回も有力視される。しかしながら、8月の東アジアカップ(武漢)の最終戦・中国戦で国際Aマッチデビューを果たした東口順昭(ガンバ大阪)が出る可能性も捨てきれない。イランは高さと強さに秀でた相手で、ハイボールを多用してくると考えられるだけに、むしろ東口の方が適した人選かもしれない。そこは指揮官の判断が待たれるところだ。

最終ラインは、右サイドの酒井高徳(ハンブルガーSV)に代わって塩谷司(サンフレッチェ広島)の出場が濃厚。センターバックも槙野智章(浦和レッズ)ではなく、アフガニスタン戦を経験してピッチ環境や雰囲気を熟知している森重真人(FC東京)が抜擢される見通しだ。2014年ブラジルワールドカップ経験者の吉田麻也(サウサンプトン)、長友佑都(インテル)と森重がいれば、昨年10月のブラジル戦(シンガポール)以来、代表戦から遠ざかっている塩谷を十分サポートできるはず。今回は塩谷がイラン相手にどこまで攻守両面で効果的な仕事ができるかをしっかりと見極めるべきだ。

中盤はボランチの山口蛍(セレッソ大阪)と柴崎岳(鹿島アントラーズ)が入れ替わって長谷部誠(フランクフルト)とコンビを組むのではないか。山口は右ひざの状態が芳しくなく、今回はムリを回避するはず。逆に柴崎は、欧州組を含むベストメンバーの試合という意味では6月のシンガポール戦(埼玉)から出番をつかめていない。「最近、代表の試合に絡んでないので、自分自身のプレーを示したいし、チームのために力を生かせればいい。特に僕ら若い世代、武藤(嘉紀=マインツ)や宇佐美(貴史=G大阪)、南野(拓実=ザルツブルク)もそうですけど、そういう選手たちがレギュラー陣たちを脅かす存在になってポジション争いするような環境が必要」と柴崎本人もこの一戦の重要性を強く認識しており、その底力を見せつけてほしい。

2列目はやはり本田圭佑(ミラン)と香川真司(ドルトムント)という攻撃の主軸は残し、左にシリア戦で代表2点目をマークした宇佐美が抜擢される可能性が高い。「先発に対するこだわり? それは僕に限らず全員だと思いますけど、そこにしっかりこだわりながらやっていきたい。そういうメンタルは全員が持つべきだと思いますよ」と本人もシンガポール戦以来のスタメンに強い意欲を燃やしている。指揮官は左FWをこなせる選手のうち、武藤を1トップ、清武弘嗣(ハノーファー)をトップ下要員と位置づけている模様で、やはり今回は宇佐美に決めるべき部分を託すだろう。実際、その精度は誰よりも高いだけに期待を寄せたいものだ。

そして1トップはあえて岡崎慎司(レスター)を休ませ、武藤で行けるところまで行くのではないか。本人も「自分自身も2番手に甘んじているわけにはいかない。脅かすつもりでここに来ている。自分が下から突き上げることによってチームも活性化していく」と強調していた。ハリルホジッチ監督はイラン戦の攻撃のポイントを「我々の目指すべきところは速いグラウンダーのクロスを背後に狙うことだ。できることなら、広がりや奥行きを求め、3人目や4人目を使うこと。つねに動きながらのプレーを求める」と語った通り、運動量豊富な武藤と香川のタテ関係がうまく機能すれば、チームに新たなバリエーションがもたらされる。屈強で大柄なイランDF陣に対し、彼らのポテンシャルを確かめたいところだ。

その他にも清武や柏木陽介(浦和)、米倉恒貴(G大阪)らがチャンスを伺っている。後半はもっとフレッシュな陣容になるかもしれない。「新たなメンバーは競争が激しくなって監督を悩ませるようなプレーをしなければならないと思うし、そういう中で勝っていきたい。若い選手たちが(何かを)感じられるのはピッチ上でプレーするときだけ。そこを自分はサポートしたい」と長谷部は全力での後方支援を誓った。

ある意味、今回のイラン戦は日本の伸びしろを図る重要なゲーム。抜擢された面々には強烈なインパクトを求めたいものだ。

【現場記者の目】イランとのアウェイ決戦。宿敵相手に底上げなるか。チームの未来を占う一戦に
引用元:フットボールチャンネル 10月13日(火)10時22分配信
http://www.footballchannel.jp/2015/10/13/post113487/

敵地アサディスタジアムで行われるイランとの親善試合。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、半数の選手を入れ替えることを示唆した。宿敵ともいえる相手とのアウェイ戦はチームの強化において格好の舞台。先発が予想される宇佐美貴史や柴崎岳、武藤嘉紀は力を示すことができるだろうか。

南野は途中出場でのデビューが有力

「イラン戦では何人かの選手を代えることになる。おそらく50%の変更と思って間違いない。選手の可能性を探るためにも、この試合を有効活用したい。まだ若く経験を積んでいない選手がどんなプレーをするのか見てみたい。少しリスクはあるが、親善試合なので、それを実行したい」

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が前日練習前のメディア対応でこう宣言した通り、13日にアザディスタジアムで行われるイラン戦で、日本は大胆なメンバー変更に打って出ることになった。

今回は交代枠6人。前半劣勢に立たされたとしても、後半から主力を送り出して修正を図ることも可能だ。そう考えるとスタメンを5人程度入れ替えてくるのではないか。

先発入りが有力視されるのは、右サイドバックの塩谷司(広島)、センターバックの森重真人(FC東京)、ボランチ・柴崎岳(鹿島)、左FW宇佐美貴史(G大阪)と1トップの武藤嘉紀(マインツ)。イラン戦が代表デビュー戦となる南野拓実(ザルツブルク)は途中出場の可能性が高そうだ。

清武弘嗣(ハノーファー)や柏木陽介(浦和)ら実績ある選手たちもいて、出番を虎視眈々と伺っているだけに、今回は非常にフレッシュな日本が見られそうだ。

本気モードのイラン。意義深いテストに

一方、イランの方は最強布陣のスタメンになる見通しだ。というのも、8日のオマーン戦(マスカット)で1-1のドローに終わった彼らは今、批判の矢面に立たされている。12日のイラン代表の前日練習時にも「日本に負けたら批判が続くことになるが」という厳しい質問がカルロス・ケイロス監督に浴びせられたほどだ。

FIFAランク39位とアジア最上位にいる彼らがアザディで日本に苦杯を喫することは許されない。

イランの先発はGKハギギ(ルビン・カザン)、DF(右から)ガフリ(セパハン)、モンタゼリ(アル・アハリ)、ホセイニ(ナフト・テヘラン)、ハジサフィ(FSVフランクフルト)、ボランチ・エビラヒミ(エステグラル)、ティムリアン(ウム・サラル)、右MFヘイダリ(エステグラル)、左MFデジャガー(アル・アラビ)、FWアズムン(ロストフ)、タレミ(ペルセポリス)の4-4-2が濃厚と見られる。

相手が本気モードで来るからこそ、日本としてはテストがより意義深いものになる。ちょうど1年前の10月のブラジル戦(シンガポール)で、ハビエル・アギーレ前監督は本田や長友佑都(インテル)を控えに回して国内組主体のメンバーで臨み、0-4で惨敗。

厳しい批判にさらされたことがあったが、結局この試合で生き残った塩谷や柴崎、武藤が現在も代表でプレーしている。今回のイラン戦ものブラジル戦ほどではないにせよ、「アジア最終予選で使える選手・使えない選手」という線引きをする意味で、貴重なチャンスになるはずだ。

指揮官はイランと対峙するに当たり、攻撃面では「速いグラウンダーのクロスを背後に狙う。できることなら、広がりや奥行きを求め、3人目や4人目を使う。つねに動きながらのプレーをする」といったことを求めている。

守備面では「ラディカルチェンジ。つまり、前に行きながら守備をすること。そして空中戦というイランの長所を出させないこと」を要求するという。

10年前の雪辱と選手層向上を果たせるか

前線に武藤、本田、香川真司(ドルトムント)、宇佐美が陣取った場合、やはり単純なクロスやハイボールを上げていては、相手守備陣に跳ね返されるのがオチ。ハリルホジッチ監督の言うようにスピードと運動量、連係で活路を見出していくしかない。

マインツで2列目3枚とのいいコンビネーションを見せている武藤はこうした指揮官のリクエストに応えられるだろうし、宇佐美もフィニッシュの精度という点で違いを示せる可能性が大いにある。そこは興味深く見守りたい。

そして守備の方も前へ前へと追い込むプレッシングをイランのような個の力の強い相手にできれば、今後の最終予選、ロシア本大会に向けて希望が見えてくる。

日本の弱点である高さ対応の方も、1人1人がしっかりと体を寄せていい態勢でヘディングをさせなければ、そう簡単には失点しないはず。そこはキッチリと意思統一を図ってほしい。

「若い選手に限らず、明日は多少なりともメンバーが変わるので、彼らは競争が激しくなって監督を悩ませるようなプレーをしなければいけない。そういう中で勝ちたい。監督も勝利というものを強調しているし、ここ(アウェイ)で勝つ意味は大きいので」と長谷部誠(フランクフルト)は新戦力台頭を大いに歓迎していた。

長友も「最終予選に入ってから誰かが出られないこともある。誰が出てもいいパフォーマンスを出せるかがよく見える試合になると思う」とイラン戦で主力組に食い込む選手が出てほしいという期待と願望をにじませた。

10年前の2006年ドイツW杯アジア最終予選で煮え湯を飲まされた宿敵相手に、日本は選手層向上と若返りを加速させるきっかけを得られるのか。アザディでのアウェイ決戦はチームの未来にとって重要な一戦となる。

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