アンカー?

   2015/11/21

競争を歓迎する長谷部「今まで出ていた選手も危機感を感じている」
引用元:ゲキサカ 11月16日(月)23時42分配信
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?176601-176601-fl

 日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)が17日のW杯アジア2次予選・カンボジア戦にアンカーのポジションで先発する可能性が出てきた。16日に公開で行われた戦術練習。主力組とみられるチームの中盤は逆三角形となり、長谷部の前方にMF香川真司とMF山口蛍が位置した。

「年内最後の試合だし、監督も『美しく終わりたい』と何度も言葉に出している。内容、結果ともにしっかり出して今年を終わりたい」。日本代表のキャプテンはハリルホジッチ監督の思いを代弁するように言った。

 試合会場となるナショナルオリンピックスタジアムは人工芝のピッチで、試合球もベトナム企業の「DONG LUC(ドングラック)」社製のボールを使用する。「ボールもグラウンドもいつもと違うし、3日間ぐらいボールを使って練習したけど、今日練習してもうまくつかめていない感覚がある」と率直に認める。

「ショートパスが詰まるので、そこを狙われてカットされたら危ない。裏へのボール、浮いたボールはそこまで変わらずプレーできるので、ゴロの速いボールだけでなく、そこも意識したい」

 12日のシンガポール戦(3-0)ではMF香川真司、FW岡崎慎司が2次予選で初めて先発から外れ、FW金崎夢生、MF柏木陽介ら新戦力がアピールした。カンボジア戦はさらに先発が6、7人ほど入れ替わりそうで、これまで2次予選全試合に先発してきたFW本田圭佑もベンチスタートとなる可能性が高い。

「1位突破は大前提で、こういう試合をしていくことで新たな競争も生んでいかないといけない。それはシンガポール戦でも見えてきたし、今まで出ていた選手も危機感を感じているのは練習から伝わってくる。明日も(今後の)練習がより厳しくなるような試合にできれば」

 長谷部自身はDF吉田麻也とともに今予選6試合連続の先発となる見通しだが、チーム内の競争は激しさを増している。カンボジア戦ではFW南野拓実がA代表初先発となる可能性も浮上。年内最終戦をチームづくりの面でも2016年につなげていきたい。

長谷部「いい勝ち方をして終わる」今年最後の代表戦
引用元:日刊スポーツ 11月16日(月)23時5分配信
http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1567136.html

 サッカー日本代表MF長谷部誠(31)が、勝ち方にこだわると誓った。16日、翌日のカンボジア戦に向けて会場のオリンピックスタジアムで調整。

 カンボジア戦が今年最後の代表の試合とあって、長谷部は「集中してラスト1試合やっていこうと。これで4カ月ほど代表の活動がなくなる。しっかりいい勝ち方をして終わりたい」と話した。なお、この日が年内最後の代表の練習とあり、練習の最後は全選手とスタッフが集まり、拍手で締めくくられた。

ハリルJが最終調整…南野初先発、本田は先発落ちか
引用元:ゲキサカ 11月16日(月)20時38分配信
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?176585-176585-fl

 日本代表は16日、プノンペンのナショナルオリンピックスタジアムで公式練習を行い、17日のW杯アジア2次予選・カンボジア戦に向けて最終調整した。右太腿打撲のFW金崎夢生(鹿島)はこの日も別メニュー調整。練習は公開され、ハーフコートでゲーム形式の戦術練習も行った。

 戦術練習では、カンボジア戦の先発組と見られるチームがアンカーを置く4-3-3のシステムを採用した。人数の関係で最終ラインは一人少なく、DF吉田麻也、DF槙野智章、DF長友佑都の3人。中盤はMF長谷部誠がアンカーに入り、MF香川真司とMF山口蛍がインサイドハーフを務めた。前線は右にFW南野拓実、左にFW宇佐美貴史、中央にFW岡崎慎司。GKは西川周作だった。

 このメンバーに右サイドバックでDF酒井宏樹かMF遠藤航が入る場合、12日のシンガポール戦(3-0)からは6人または7人が変更となる。練習どおりのメンバーとなれば、南野はA代表初先発。また、FW本田圭佑が2次予選で初めて先発落ちする可能性が高まった。

本田のポジションは南野が調整…長谷部、主力組入れ替えで「危機感高まっている」 
引用元:サンケイスポーツ 2015.11.16 21:42 配信
http://www.sanspo.com/soccer/news/20151116/jpn15111621420005-n1.html

 日本代表公式練習(16日、プノンペン)急きょ公開となった前日練習で、ハリルホジッチ監督はグラウンド半面を使ったゲームを実施した。主力組と思われるチームに本田(ACミラン)は入らず、前線の右では南野がプレー。岡崎(レスター)香川(ドルトムント)らと連係を確かめた。

 各ポジションで競争が促されており、主将を務める長谷部(アイントラハト・フランクフルト)は「今まで出ていた選手の危機感も高まっている。さらに競争が厳しくなるような試合にしたい」とカンボジア戦を見据えた。

柏木は遠藤の後継者となるのか?
引用元:スポーツナビ 2015年11月16日 11時30分配信
http://bylines.news.yahoo.co.jp/komiyayoshiyuki/20151116-00051475/

11月17日、日本代表はカンボジア、プノンペンに乗り込み、W杯2次予選突破を懸けて戦う。敵は世界最弱チームの一つだけに、確実な勝利は当然。見所は、チームとして精度を増す戦いができるか、になる。

シンガポール戦では、ヴァイド・ハリルホジッチ監督が就任以来、最高のゲーム内容だった。各国リーグで好調の選手を積極的に起用したことで、力の差のある相手を一方的に押し込み、0-3で勝利した。とりわけ前半は動きの量が多く、出足で優り、悉くセカンドボールを拾い、なにより選手の距離感が良かったことで、波状攻撃を幾度も繰り出している。

「私は正しかった」

ハリルホジッチ監督は胸を張り、金崎夢生、柏木陽介という二人の抜擢を自画自賛している。とりわけ、遠藤保仁以後の代表ボランチ探しに躍起になっていた指揮官にとって、柏木の活躍は嬉しかったのかもしれない。各メディアもこぞって、柏木のプレーを褒め称えた。

しかし、柏木は本当に遠藤の後継者と言うに値するプレーを見せたのか?

冷静に評価すべき柏木のプレー

浦和レッズを牽引する柏木は、たしかにいくつかの非凡なプレーを見せている。運動量が豊富で、スキルに優れ、士気も高かった。例えば、前半に右サイドを素晴らしい連係から鮮やかにスルーパスで崩したシーンなどは秀抜。左利きであることで、体を開かずにボールを右サイドに入れられる特性も十全に発揮。中盤でコンビを組んだ長谷部誠との連係もスムーズだった。

しかし世界標準で見た場合、柏木が満足なボランチプレーを見せたかというと、疑問符が付く。

言うまでもないが、シンガポールは格下のチームである。大きな大会で勝ち抜いたことはなく、国際経験が乏しく、選手の体つきだけを見ても非力だった。年収格差では、日本代表選手と比べて10分の1以下。現実的には、ワールドカップ出場を争うチームではない。一方の日本はワールドカップ出場だけでなく、決勝トーナメント進出以上を目指しているわけで、選手のプレー査定も”世界トップ20の国と戦ったらどうなるか”を意識する必要がある。

その点、柏木はいい流れだったはずの前半だけでも、3度もの致命的なミスをしている。狙いすぎた軽率な縦パスを入れ、それをインターセプトされてしまった。いずれも相手が処理にもたつき、カウンターは発動しなかったが、世界標準では失点に直結するミスだった。ブラジルW杯で日本が惨敗したコートジボアールだったら、中盤に推進力のあるMFヤヤ・トゥーレあたりに持ち込まれ、陣内を蹂躙されていただろう。

シンガポール戦、柏木は中盤でほぼプレッシャーを受けていない状態にもかかわらず、それだけのミスをした。W杯本大会では命取りになるだろう。柏木はトップ下的性格を持った選手として、ボランチに下がっても、ゴールにつながるパス、もしくはフィニッシュには定評がある。おそらく意識的に、ショートパスを叩いてリズムも生み出そうともしている。しかしリスクと天秤を懸けた局面で、ぽっと軽いプレーが出てしまい、その点は遠藤や長谷部ら熟練と比べるとイノセントに映る。

この日、中盤のパートナーになった長谷部はブンデスリーガで長い年月プレーしているだけに、派手さはなくても成熟度が高かった。国際大会でのプレー経験の豊富さは伊達ではなく、単純なミスはあったにせよ、縦パス一本とっても強度が高く、攻撃のスイッチを入れるパスには堅牢さを感じさせた。柏木は主戦場がJリーグで、国際経験もフル代表としては乏しいせいだろうか。球足は決定的に弱く、コースも甘く、タイミングも読まれていた(シンガポールがそれをアドバンテージにできなかったのは、彼らのレベルが低いから)。

さらに言えば、日本の中盤はテクニカルな選手が多く連係度も高いが、その課題は受け手にまわったときにある。フィジカルとタクティクスの両面を備えた選手は少なく、強い圧力に対して弱い。これは柏木も例外ではないだろう。遠藤や長谷部はどうにかその点で世界標準に達していたが、それでもW杯では劣勢にまわらざるを得なかった。南アフリカW杯で日本がベスト16に進めたのは、遠藤、長谷部の後方で阿部勇樹が漏れてきた相手の攻撃をふたし、高さの欠点もなくしていたからだろう。

シンガポール戦は、受け身に回る機会がほとんどなかった。そして数少ない危機において、リスク管理ができるポジションにいたのは長谷部だったと言えよう。柏木は自らのポジションを留守にする機会もあり、ミスも大事になる類で、危うさを感じさせた。

柏木は今回の代表に選ばれるに値するプレーを浦和レッズで見せており、与えられた機会を生かしている。それは評価すべきポイントだろう。しかし、あくまで一つの選択肢になったに過ぎない。

<遠藤の後継者、誕生>

その見方は少々、楽観的すぎる。

遠藤の後継者論は、まだしばらく燻り続けるだろう。

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