ヨルダン戦の前に見ておきたい!ヨルダン戦試合展望記事まとめ

   2015/09/16

AFCアジアカップオーストラリア大会、グループリーグD組第3戦日本代表対ヨルダン代表の試合が本日18時(日本時間)に行われます。
首位突破を目標とする日本は、この試合も勝ちにいくと予想されますが、試合について詳しく書かれた記事がありましたのでご紹介します。

【アジアカップ】グループ突破を懸けたヨルダン戦を展望! 最大のポイントは先手を取れるか
引用元:サッカーダイジェストWeb 2015年01月19日 配信
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=7124
「(無失点が)過信につながらないよう、試合に入りたい」と森重。
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グループリーグの最終戦、高温多湿のブリスベンより湿気が少なく涼しいメルボルンで戦うのは、「いつもなにかと苦しめられる」(吉田)ヨルダンだ。負ければ早期敗退もありうる“サバイバル”を前にしながらも、CFの岡崎にまるで焦りはない。こうした緊張感のなかでやる試合でこそチームは成長できると、むしろ歓迎のスタンスを示した。
「考え方は決勝トーナメントと一緒。ヨルダン戦から決勝トーナメントが始まると思って今は練習しているので、一度も負けずに大会を終えたい。それができなければ、優勝する力がなかったということです。こういうドキドキ感は公式戦でしか味わえない。仲間に厳しく要求したり、チームを盛り上げていったり、(ヨルダン戦が消化試合ではなくなったことで)そういう部分を続けていけるのも、良い機会だと思っています」
2戦続けて完封勝利を飾っているとあって、チームは良い雰囲気のなかで練習をこなしている。ただ、「無失点できているのは自分たちにとって自信になっている」という森重は、それが「過信につながらないよう、ヨルダン戦に入りたい」と冷静に話していた。
たとえ0-1の敗戦でも、イラク対パレスチナ戦の結果次第ではグループリーグ敗退が決まるシチュエーション。先制点が文字どおり重要なだけに、先発メンバーを大きくいじる可能性は低い。代えるとしても、乾が守備の局面であまり機能していない左ウイングに、攻撃力と献身さを兼備した武藤を抜擢する程度か。
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勝つ以外に決勝トーナメントへの道が開けないヨルダンは、おそらく開始直後からアグレッシブに来るだろう。仮に押し込まれる展開になれば、パレスチナ戦で一挙4ゴールを叩き込んだアルダルドゥールあたりをきっちり抑えたい。
イラクとのグループリーグ初戦の映像を見た酒井高は、ヨルダンについて「前線に個人技のある選手が何人かいるので気を付けたい」としたうえで、「カウンターにも警戒したい」と話していた。
「(日本戦で)イラクもカウンターを狙っていたので、ヨルダンも彼らと同じように戦う可能性はあります。どういう出方で来るのか、そこをしっかりと見極めたい」
“サイドから揺さぶり岡崎で仕留める”形を実現したい。
ヨルダンからゴールを奪っての1点差負けなら、日本は無条件で2位通過。相手の勢いを消す意味でも、先手を取れるかは最大のポイントになる。
その点では、厳しいマークに遭ったイラク戦で沈黙した岡崎の“逆襲”に期待したい。「今年は有言実行」を目標に「アジアカップでは1トップとしてゴールにこだわりたい」と、国内合宿から繰り返しそう言ってきたストライカーの真価が、この一戦で問われるだろう。パレスチナ戦以上にイラク戦のほうが左右から上がるクロスの質は高かったので、ヨルダン戦で“サイドから揺さぶり、岡崎で仕留める”形が実現できれば、チームにとっても理想的な展開になる。
イラク戦で左太ももを負傷した今野が治療に専念中の中盤では、展開次第で柴崎に出番があるかもしれない。こうした国際舞台では、ピッチに立ってこそ得られるものがあるはずで、代表歴の浅い選手に経験を積ませられるシチュエーションを作るためには、なにより複数のゴールが不可欠だ。イラク戦のように決めるべきところで決め切れず、相手を仕留められないようだと……。決勝トーナメントに向け、“テストの場”を設けられなくなる。
正直、恐れることなどない。グループリーグ最大の強敵と目されたイラクの実力も、吉田に言わせれば「あまりクオリティが高いとは思わなかった」というものだ。そのイラクとほぼ互角だったヨルダンに内容で劣るようなら、今の日本代表は所詮その程度のチームだったということだろう。
パレスチナは、2013年3月のワールドカップ予選で日本から決勝点を決めた得点源のハイエルが体調不良で欠場の見込み。そうなれば、求められるのは横綱相撲──。ヨルダンが立ち直れないほどの、圧倒的なスコアで力の差を見せつけたい。

突破が懸かったグループ最終戦、日本と対戦するヨルダンの注目選手とシステムの見方
引用元:SoccerKing 2015.01.19. 18:22 配信
http://www.soccer-king.jp/sk_column/article/272907.html
日本代表は16日、イラク代表に1-0で勝利した。パレスチナ戦に続き勝ち星を挙げた日本だが、グループリーグ突破は20日に行われるヨルダン代表との一戦に関わっている。
12日にヨルダンはイラクと戦って0-1で敗れた。大会2試合目となった16日のパレスチナ戦は5-1の完勝で試合を終えた。1勝1敗の成績は、日本との結果によってグループリーグ突破の可能性を残した。
日本は、ヨルダンとの試合で引き分け以上なら、イラクの成績に関係なくグループリーグ首位通過が決まる。もしもヨルダンに敗れた場合は、グループリーグ敗退の危機も可能性としてある。
日本とヨルダンとイラクの3つの国が勝ち点6で並んだならば、アジアカップのレギュレーションに従って順位が定まる。それは、該当するチーム間の(1)勝ち点(2)得失点差(3)総得点の順で決まるのだが、もしもそれでも並んだときは、グループ全体での(4)得失点差(5)総得点の順で順位を確定することになっている。
ヨルダンはイラクに勝てなかった。そして、勝利したイラクに日本が勝っている。だから、日本が有利だとは絶対にならない。なぜならば、2013年3月26日、ブラジルW杯アジア最終予選で、ザッケローニが率いた日本代表は、1-2でヨルダン代表に敗れているからだ。つまり、いかなる状況でも油断は禁物だという教訓を、あの試合で教えてくれたのである。
ヨルダンは、勝利を目指して挑んでくる。もしかしたら、イラクよりも手強いかもしれない。
ヨルダン代表のシステム
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ヨルダン代表のレイ・ウィルキンス監督は、1956年9月14日にイングランドのヒリングドンで生まれる。ウィルキンス監督はプレーヤーとしても知られている。1997年に現役を引退するまで、プレミアリーグのチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍する。指導者としては、フルハム監督を務めた後で、チェルシーのコーチとしてチームを長く支えてきた。そして、2014年9月3日にヨルダン監督に就任する。
16日に行われたパレスチナ戦を見れば、[4-4-2]の中盤がダイヤモンド型のシステムが採用されている。DF陣は、イラク戦と違ったメンバーを使ってきて、全体的に攻撃的な選手構成を敷いている。対日本との戦いでは、イラク戦同様にDF陣にテコ入れがあると思われるが、システムは中盤がダイヤモンド型を取ってくると考えられる。
パレスチナ戦で4得点と大活躍したのは、背番号20番のFWアル・ダルドゥールである。そして、アル・ダルドゥールと2トップを組むFWディーブは、1点目と2点目を生んだアシストを記録している。また、3点目のアシストは右サイドハーフのアルサイフィであり、5点目は右SBのザーランのアシストによる。
攻撃的な役割を担った選手が得点とアシストに絡んだパレスチナ戦によって、ウィルキンス監督は、代表歴88試合18得点のFWアハマド・ハイールをスタメンで起用するかどうか難しい選択を迫らせることになった。
ポゼッション率がパレスチナよりも劣っていたことからわかるように、ボールを保持して攻撃するという戦術を取らない。ボールを奪ったらサイドから早めにクロスを上げるというやり方をする。また、ゴールから多少距離があっても、かまわずにシュートを打ってくる。
パレスチナ戦でトップ下を務めた背番号8番のムルジャは、システムにフィットしていなかったので、ハイールをFWにしてディーブをトップ下にもってくるかもしれない。足が速くてパスセンスがあるディーブは、日本にとって要注意な選手だ。
ここまで述べてきた彼ら以外の注目選手を簡単に紹介しよう。
ヨルダン代表の注目選手たち
注目選手 背番号10番 FWアハマド・ハイール
ヨルダン代表のエースストライカーの31歳になったベテラン選手。スピードで相手DFを置き去りにして、コンタクトプレーにも強いフィジカルをもつ印象がある。先に述べたブラジルW杯アジア最終予選で、日本が敗れた試合で決勝点を挙げた。果たして、日本戦でスタメン出場をするのかどうか。
注目選手 背番号9番 FWマフムード・ザタラ
U-23ヨルダン代表では絶対的エースだった存在。そのときはシステムが[4-2-3-1]だったので、最前線の1トップを務めていた。身長185センチの高さを生かしたヘディングが武器。24歳になった大器は、今大会で片鱗を発揮できるのか。
注目選手 背番号8番 MFサイード・ムルジャン
本来のポジションは、DFの前に構えるCHである。パレスチナ戦では、ダイヤモンド型のトップ下を務める。
19歳のときにA代表に呼ばれて、ここまで60試合近く出場している。現在25歳となったムルジャンは、チームに絶対に欠かせない選手に成長したと言える。パスセンスに優れ、相手を潰す守備力をもつCHとしては理想的なプレーヤーである。
[4-3-3]と[4-4-2]の対比
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【日本がボールを持っているとき】
(1)日本のDFが4人に対してヨルダンのFWが2人なので、ビルドアップの際に4対2で数的優位になれる。
(2)ヨルダンのSHが縦に前進してこない限り、日本の両SBはフリーになれる可能性がある。
(3)中盤の配置を細かく見れば、日本の逆三角形の3人に対して、ヨルダンはMF1人とCH1人なので3対2で日本が数的優位になれる。
(4)日本のインサイドハーフの2人は、ヨルダンのCH1人の間になるので2対1で日本が数的優位になる。
(5)日本の3トップの両サイドに対して、ヨルダンの両SBは1対1の数的同数になる。1対1で対面しているが相手を躱せばフリーになれる。
(6)日本の3トップの真ん中にいるFWが、ヨルダンのCB2人と1対2の関係にある。日本にとって数的不利な状態だが、ヨルダンの2人のCBの間にポジショニングすれば相手の守備が難しくなる。
【日本がボールを持っていないとき】
(1)日本のFWは真ん中に1人いるが、ヨルダンのCBは2人なので1対2の数的不利になる。
(2)中盤の全体像を見れば、日本はMFが3人に対してヨルダンのMFは4人なので3対4の数的不利になる。
(3)日本のインサイドハーフが2人に対して、ヨルダンのCHは1人なので数的不利になるが、日本の2人の間に立つのでマークが難しくなる。
(4)日本のCH1人とヨルダンのMF1人がマンツーマンになる。
(5)ヨルダンの両SHがフリーになれる可能性がある。
(6)日本のCBの2人とヨルダンのFW2人が数的同数でマンツーマンの状態にある。
ここまで記してきたことを念頭に置いて、日本対ヨルダン戦を楽しんでもらいたい。予選2試合を見れば、日本が勝ってグループリーグ首位通過が強力だと思われる。
この試合での日本の注目選手は香川真司である。
(表記の説明)
GK=ゴールキーパー
DF=ディフェンダー
CB=センターバック
SB=サイドバック
WB=ウイングバック
CH=センターハーフ
MF=ミッドフィールダー
WG=ウインガー
FW=フォワード
CF=センターフォワード

ヨルダン戦で日本に求められる“リスク管理”
引用元:footballista 2015.01.19 23:30 配信
http://www.footballista.jp/preview/22938
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難敵のイラクに対して優勢に試合を進め、PKの1得点に終わったものの、相手の攻撃をしっかりと封じて勝ち点3をものにした2戦目の日本。これでパレスチナ戦に続く2連勝。本田圭佑のシュートが3度も枠を叩くなど決めるべきところを決められなかったことは課題だが、チーム作りも着実に前進していることを示す内容だった。
アギーレ監督が求めるベースに選手たちの臨機応変な状況判断を上乗せする戦い方が浸透してきており、試合途中でピッチへと送り出された選手たちも、接戦の中でパレスチナ戦よりうまくチームにフィットしていた。4年前は最初のヨルダン戦で引き分け、続くシリア戦は何とか勝利したものの、GKの川島永嗣が退場するなど不可解なジャッジにもたたられる形でバタバタの内容だった。
「前回大会で苦しい思いをして勝ち上がった分、初戦の入りもすごく気にしていたし、今日のイラクに対してもしっかり警戒して入った」と守護神の川島が語ったように、勝てる相手にしっかりと勝利して、取るべき勝ち点6を取ったという形だ。3試合目のヨルダンは前回大会で勝利を逃し、ブラジルW杯のアジア最終予選では本大会出場を目前にして敵地で敗れた因縁の相手。パレスチナを1-5で破り調子も上がっているはずだが、日本がしっかりとゲームを運べれば、問題なく勝利できるはずだ。
■相性の悪いスタイル
サイドを起点とした速攻を得意とするヨルダンは、パレスチナよりカウンターの精度が高く、イラクほど繋いでこない。過去にも苦しめられた経験があるように、タイプとしては最も相性が悪いと言えるかもしれない。日本に対しては、通常よりさらに引き気味の位置でブロックを固め、前線のスペースを生かしたカウンターを狙ってくる可能性が高い。引いた相手を崩しにかかる展開になりそうだが、日本は持ち前の連動性ある攻撃を発揮しながら、自陣のスペースを幅広くカバーする必要がある。
日本の攻撃がシュートで終わればいいが、ボールをインターセプトされた場合、左右どちらかのSBが高いポジションを取っているケースがほとんどだろう。そこで前線のターゲットマンになるアブドゥラー・ディーブを中央でチェックしながら、MFのアル・サイフィらサイドで起点になる選手を残っているSBやCBの吉田あるいは森重がケアできるか。ただし、アンカーの長谷部がサイドへと釣り出されてしまい、バイタルエリアをトップ下のサイード・ムルジャンに突かれないように注意しなければならない。
パレスチナ戦で4得点したFWのアル・ダルドゥールは動き出しが鋭く、そのフィニッシュワークは厄介だが、彼がいい形でラストパスやクロスに合わせる形にならないよう、その手前でしっかり封じれば問題はないはず。ヨルダンに攻めの起点を作らせないよう全員での守備を心がけながら、最後のところで吉田と森重がアル・ダルドゥールに自由を与えないようにしたい。
その他で怖いのは、苦し紛れのアーリークロスに2、3人の選手が飛び込んでくる攻め。成功率は高くないものの、偶発的にゴールを生む可能性はあるだけに、吉田と森重に加えてGK川島の的確な処理が求められる。
日本は引き分けでもグループリーグ突破が決まるため、同点で終盤を迎えた時の戦い方も重要なポイントになる。無理に攻める必要はまったくないが、ゴールを求めて攻める相手が疲労しているようなら、敵陣に生じたスペースを巧く利用し、パスワークで生じさせたギャップを突いてリスクを最小限に抑えつつゴールを狙いたい。
選手交代も含めて、90分をクレバーに戦っていけるか。「彼らは非常に賢く成熟した選手なので、縛ってはいけない」と語る指揮官の期待に応えて、自力で首位通過を決めてほしいところだ。
(文/河治良幸)
<コメント>
川島永嗣(日本)
「厳しくなるのはこれからだと思います。大事なことは決勝まで行って勝つこと。コンディションもこの暑さの中での連戦で厳しくなってくるし、試合自体も厳しくなることを覚悟してやっていかなければいけない。優勝するために、もっと良くできる部分があると思う。みんなそれぞれの特徴もわかっていてやりやすさは感じていますが、自分たちはもっと上に行きたいと思っているので、そのためにも精度を高めていけたらいいですね」
吉田麻也(日本)
「いろんなものを作り上げている段階なので、チームとして少しでも多くのものを積み上げていかないといけない。この1カ月の期間の中で基盤を作らなければいけないし、少しでも成長しなければいけない。アジアカップが終わるとW杯予選もすぐだし、もっと成長していくためにヨルダン戦も勝ちにいきたい」

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