長谷部さんが出演するユニセフ新CMがこのたび公開になりました。
このCMは昨年12月に、長谷部さんがスマトラ沖地震/インド洋大津波から10年を迎えたインドネシアのバンダ・アチェを訪問した時に撮影された映像を使用しています。大津波で打ち上げられた船上から始まるCMは少しショッキングですが、「子どもにやさしいまちづくりを」のメッセージで締めくくられます。CMは東京や仙台の屋外ビジョンでも来月末まで随時公開される予定だそうです。
【【公共CM】「子どもにやさしいまちづくりを」(長谷部誠選手 スマトラ島篇 国連防災世界会議Ver.)/日本ユニセフ協会 】
「震災の経験と教訓を仙台・東北から世界へ。」 3月14 日(土)~18日(水)、宮城県仙台市で第3回国連防災世界会議が開催されます。
会議の主要テーマは、「レジリエントな(災害に強い=しなやかで回復力のある)社会づくり」。ユニセフ(国連児童基金)の日本国内における広報・募金の窓口である日本ユニセフ協会は、ユニセフが、この国際会議で採択される新たな防災のための国際的行動枠組みに向けて各方面に訴えている「子どもの視点からの復興・防災」のメセージを広く発信するため、昨年12月、スマトラ沖地震/インド洋大津波の大震災から10年を迎えたインドネシアのバンダ・アチェを訪問されたプロサッカー選手の長谷部誠さんの様子をフィーチャーした公共CMを制作しました。
バンダ・アチェ滞在中、幼い頃震災を体験し防災や復興に真剣に向き合っている高校生らと対話する機会も持った長谷部さんは、帰国後、次のようにおっしゃっています。
「耐震性の高い建物や津波避難ビルなど、10年経ったバンダ・アチェには、万が一への備えが、まさに目に見える形で準備されていることが実感できます。でも、そういったハードの面だけでなく、小学校で見た避難訓練のようなことも含めて、万が一の時にどういった対応をすべきかということを身に付ける訓練が繰り返し行われるといったことが、とても大切なんじゃないかと思います。震災の経験や教訓は、次の世代に引き継がれなければならないし、防災を考える上でも、それは、とても大切なことなんじゃないでしょうか」
復興や防災の取り組みの中で、子どもの生きる力を育み、子どもらしく成長できる環境を確保すること。その社会づくりのプロセスにも、子どもが主人公の一人として参加できる場所や機会を確保すること。ユニセフは、国や地域を問わず全てのまちが「子どもにやさしいまち」になることを願い、「子どもにやさしいまち」をつくることこそ、災害にレジリエント(強い=しなやかで回復力のある)な社会をつくることだと考えます。
日本ユニセフ協会
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